広島・末包で今季初同一カード3連勝 連日のマルチ&打点で5割復帰導いた「結果出てよかった」

[ 2025年4月7日 05:45 ]

セ・リーグ   広島7―6DeNA ( 2025年4月6日    マツダ )

<広・D>ヒーローインタビューを終えファンとタッチする末包(撮影・奥 調)
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 広島は6日、DeNA戦(マツダ)に7―6で勝利し、勝率5割に復帰した。「5番・右翼」で先発した末包昇大外野手(28)が2安打1打点など、今季最多13安打と打線が機能。和製大砲は前日5日の同戦に続く連日のマルチ安打で、今季初の同一カード3連勝に大きく“攻献”した。

 貴重な追加点をたたき出した末包は、力強く拳を突き上げた。1―0の3回だ。2死から小園の四球、田村の遊撃内野安打で築いた一、三塁の好機。平良の真ん中低めシンカーを捉え、左前にはじき返した。和製大砲の一打から、この回一挙4得点。その一打で、打線を勢いづかせた。

 「2アウトからチャンスをつくってくれたので、割り切って、しっかり振り切ることができた。いい追加点になって良かった」

 相手先発の平良とは4年目にして初対戦。「近めの球(ストライクゾーン)を狙っていた」と狙い球を絞って臨んだことが、奏功した。2回先頭でも中前打を放って、先制点をお膳立て。2安打1打点と勝利に貢献した。

 前日5日は、2号2ランを含む2安打3打点と躍動しながら、代打サヨナラ本塁打を放った田村にヒーローを譲った。「全部持っていかれた」と頭をかいたが、一夜明けた一戦でも連日の大暴れ。晴れてお立ち台に上がり、大歓声を浴びた。

 「今年は打点にこだわりたい。打点を自分の中で大事にしているので、結果が出て良かった」

 昨季は79試合出場で自己最多の37打点。キャリアハイを目指す今季、8試合でチームトップの6打点。好発進を切った4年目は、開幕から万全な状態で野球ができていることに喜びも感じている。昨季は左膝内側半月板損傷の影響で開幕2軍スタート。「今年は2月1日の春季キャンプから練習ができて、試合ができるのが楽しみだった。いい状態でシーズンに入れた」と充実感を漂わせた。

 体への負担軽減を目的に、昨秋から5キロの減量に成功。105キロとなってスイングにも切れが出てきたが、1試合のフル出場で「2キロぐらい落ちる」という。そこで現在は107キロを標準体重とし、食事量を調節するなど自己管理にも注力。そのかいあってか、開幕から出場4試合中3試合で複数安打を記録。体調の安定が、バットにも反映されている。

 チームは今季最多13安打で7得点で今季初の同一カード3連勝を飾り、勝率5割に戻した。末包の“攻献”が大きいのは、言うまでもない。(長谷川 凡記)

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