テレQの2025年ホークス中継初戦、1日のVS日本ハム 藤本博史前監督が深堀り

[ 2025年4月1日 06:00 ]

藤本氏(右)と対談したソフトバンク・山川は今季目標を色紙に記した(撮影・成瀬 徹)
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 1日の日本ハムソフトバンク戦(午後6時30分、エスコン)は、テレQの2025年ホークス中継初戦となる。昨季の両軍の対戦成績が12勝12敗1分けだった優勝争いのライバルとの初戦をテレQ野球解説者の藤本博史前監督(61)が深掘り。企画で対談した昨季本塁打王の山川穂高内野手(33)に対してはパ・リーグ記録となるシーズン55本塁打の達成を期待した。

 藤本氏は対談した不動の4番と一緒にあの本塁打パフォーマンスをやってみせた。その両手には大きな期待を込めた。

 「まずはエスコンで“どすこーい!”です。山川ならいける」

 テレQのホークス中継初戦が敵地での日本ハム戦。相手先発は昨季、最多勝、最高勝率の2冠に輝いた伊藤だが、山川ら主軸を中心に得点機は十分あると読む。「オープン戦でいい投球をされていたが、全く打ててないわけじゃない。私が監督のときも完璧に抑えられたというのはない。チャンスは絶対ある。心配はしてません」

 3月16日の伊藤との対戦で初回2死、チーム初安打となる左前打を放ったのが、コーチ時代から目をかけた柳田。15年目、37歳シーズンに挑む大砲の変化、そして進化を感じ取っている。「打撃コーチとして接していたときはフルスイングが身上。今も振れてるけど、山川と近藤がいるので2人の前に何とか出塁しようという姿が見える。本人は本塁打を打ちたいはずだが、打撃が少し変わってきた。相手は怖いはず。絶対にキーマンになる」。年齢に合わせ、変化し続けている背番号9の出塁が得点につながると分析している。

 昨季、日本ハム戦は五分で今季のオープン戦も1勝1敗1分けだった。藤本氏は「若い選手がどんどん育つ。レイエス、万波は絶対外せないし、野村は4番でいくと新庄監督は言っている。凄い打線だね」と評価した上で、「ただ、はまったら怖いが線としてはまらないときがある」と隙はあると考えている。

 相対するのは昨季、先発転向1年目で11勝し、最優秀防御率(1・88)のタイトルも獲得した左腕・モイネロだ。「ゲーム自体をしっかりつくって普段通りにやれたらいける。点は簡単に取られんやろ」。冷静にゲームメークできると読む。その背後に鉄壁のリリーフが控える。「中継ぎは、ほんま凄いぞ。相当、分厚い。松本裕に(松本)晴、津森、藤井、杉山、尾形にヘル(ナンデス)、オス(ナ)。問題なしや」。リードを奪えば逃げ切れると踏む。

 22、23年の1軍監督時代は2、3位と頂点にはあと一歩届かなかった。特に1年目の10月1日はマジック1での西武戦。同点の延長11回2死一塁から藤井が西武の主砲だった山川にフォークを左翼にサヨナラ被弾し、結果的に同率でオリックスに優勝を奪われた。当時はベンチでぼうぜんとした藤本氏だったが「あのときは“あっ!”と思ったけど。山川がよう打った」ともう消化している。

 恨みは晴れ、仲間としてロマンを求める。「山川は53本(塁打)とか言いよるけど、55本にしとこうや!」。大砲に対し、目標の上方修正を要求。カブレラ(西武)、ローズ(近鉄)の持つシーズン本塁打のパ・リーグ記録を狙えと語った。 (井上 満夫)

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