日本ハム・斎藤 今季初登板で初セーブ「試練乗り越えた」

[ 2025年3月31日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム7ー5西武 ( 2025年3月30日    ベルーナD )

今季初登板でセーブをマークした日本ハム・斎藤
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 「さいこう」の投球で締めた。日本ハム・斎藤友貴哉投手(30)が30日、開幕3戦目となる西武戦の9回で今季初登板し、1回完全投球で今季初セーブをマークした。昨年11月のファン感謝祭で新庄剛志監督(53)から“開幕抑え”を指名された期待に応え、チームを63年ぶりの開幕3戦3連勝に導いた。

 今季初登板は試練だった。昨年5月1日の日本ハム移籍後初登板が、このベルーナドーム。同日はサヨナラ2ランを被弾した。そこから、333日。今度は守護神として笑顔のナインの中心にいた。

 「一つの試練として乗り越えることができた。いいスタートを切れた。0で抑えることができてうれしい」

 自らに課した“試練”は乗り越えていた。おととしは春季キャンプで右膝前十字じん帯断裂の大ケガを負い、一度も1軍マウンドに上がれなかった。そんな嫌な流れを変え、「気合を入れようと思った」と関東近郊で滝行を敢行した。昨年12月も2年連続で白装束に身を包み、水温8度の激しく流れ落ちる滝に打たれて精神を鍛えた。

 だから、苦い思い出のある球場での初登板でも、動じない。最速157キロの直球を軸に1回完全で東映時代の62年以来63年ぶりの開幕3連戦3連勝に導いた。昨年11月に田中と並ぶダブルストッパーに指名した新庄監督も「タイミングを外していて良かった。(普段は)ブルペンで水を飲んだと思いながら、ここ(胸)に全部こぼれちゃう。それぐらい緊張しているけど、今日は多分、飲めていたと思う」と笑わせた。

 つかみどころのないキャラクターで最速160キロの剛腕は昨季、ファンの間で「さいこうゆきや」と呼ばれた。「緊張感はあったけど、今日は楽しめたかな」と最高の笑顔がはじけた。(田中 健人)

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