DeNA戦力外→巨人の石川達也が自らV打でプロ初勝利「拾っていただいたジャイアンツの皆さんに感謝」

[ 2025年3月30日 18:09 ]

セ・リーグ   巨人3―0ヤクルト ( 2025年3月30日    東京D )

<巨・ヤ>プロ初安打のボール(左)とウイニングボールを手に笑顔の石川 (撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 DeNAを戦力外になり、巨人に移籍した石川達也投手(26)が開幕3戦目となった30日のヤクルト戦(東京D)で移籍後初登板初先発。5回で89球を投げて3安打無失点の快投を披露し、プロ5年目にして待望の初勝利をマークした。

 2回の第1打席で自ら放ったプロ初安打初打点の左前先制適時打がそのまま決勝打。投げて打って大活躍だった石川は田中瑛、バルドナード、船迫、大勢、マルティネスとリリーフ陣が完成させた完封リレーを見届けると、ベンチで最高の笑顔がはじけた。

 文句なし、単独で上がったお立ち台。石川は「いやぁ…やっと初勝利できてうれしいです」と第一声を発した。

 横浜、法政大を経て2020年育成ドラフト1位指名でDeNA入り。22年に支配下登録され、23年に防御率1.97、24年に同1.93の結果を残したが、15試合に登板した昨季は6月以降1軍のマウンドに上がれず戦力外通告を受けた。DeNAからの育成契約打診を断り、巨人入り。新天地で見事に開幕ローテーション入りを果たし、そしてつかんだプロ初勝利だった。

 「監督からもいけるところまでいってくれっていうふうに言われてたので、初回から飛ばしていきました」

 勝利投手の権利が懸かった5回はさすがに意識したのか、先頭・茂木に四球を与え、代打・増田に右前打されて1死一、二塁のピンチ。だが、マウンドで坂本や甲斐、杉内投手チーフコーチらから激励も受けて赤羽を三振、西川を一邪飛に打ち取って勝利投手の権利を得ると、グラブを叩いて感情を爆発させた。

 ベンチに戻って笑顔のナインに出迎えられると、ここでようやくホッとしたように笑みをこぼした背番号65。「最後のほうはもう苦しいピッチングだったんですけど、バック信じて投げました」。先制そして決勝の一打となった第1打席については「先っぽだったので凄い手が痛かったです」と笑わせた。

 投げて打ってつかんだ初勝利。「もちろん両親に伝えたいですけど、戦力外になって拾っていただいたジャイアンツ関係者の皆さんに凄い感謝してます」と爽やかだった。

続きを表示

この記事のフォト

「巨人」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年3月30日のニュース