NPB「新データ事業」スタート 「ホークアイデータ」を12球団共有&ファンに公開

[ 2025年3月26日 18:08 ]

投球のデータグラフィックサンプル(NPBエンタープライズ提供)
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 NPBエンタープライズは26日、12球団の公式戦のプレーデータを一括してシステム管理する新たな取り組みについて発表した。今シーズンからスタートする。

 全ての1軍公式戦と一部の2軍公式戦で取得しているソニーのグループ会社「ホークアイ」のプレーデータを、ソニー及び米大リーグ機構(MLB)の協力を得ながら開発した「データ・マネジメント・プラットフォーム(DMP)」に集約して管理することで、全12球団が各試合のプレーデータを共有して、所属選手の競技力と技能の向上、及びチームの戦術などに活用できるようになった。

 さらに、「DMP」に集約したデータについては、NPBエンタープライズが開発した「コンテンツ・マネジメント・システム(CMS)」でも提供を受け、投手の球速やボールの軌道、回転数、打者の打球速度、打球角度、スイング速度などのデータをグラフィックコンテンツ化することで、プロ野球の新たな魅力や新たな体験をファンに届け、新たなデータビジネスの事業化を目指していく。「DMP」と「CMS」は、すでに先行して導入しているMLBのノウハウをもとに、ソニーの技術陣の協力を得ながら開発。「DMP」は12球団で構成する一般社団法人日本野球機構(NPB)が保有し、「CMS」はNPBエンタープライズが保有する。

 「CMS」で生成するグラフィックコンテンツは今後、各球団の公式サイトやSNSなどで発信したり、各球場のビジョンなどでも放映されたりする予定。野球ファンに、データを使ったプロ野球の新たな楽しみ方を提供し、コアファンの活性化や新規ファンの獲得など、野球界全体の発展につなげていく。

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