【センバツ】初出場4強の浦和実監督 「自分の采配ミス…消してくれて本当にありがとうと言いたい」

[ 2025年3月26日 19:20 ]

第97回選抜高校野球大会第9日 準々決勝   浦和実12-4聖光学院 ( 2025年3月26日    甲子園 )

<聖光学院・浦和実>3回、先制に笑顔を見せる浦和実・辻川監督(撮影・中辻 颯太)
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 準々決勝第4試合で、浦和実(埼玉)は聖光学院(福島)を延長タイブレークの末、12-4で下し、初出場ながら4強に進出した。

 初出場での4強入りは、2014年豊川(愛知)以来11年ぶり。埼玉県勢では1968年大会を制した大宮工以来54年ぶりの快挙となった。

 0-0の3回、2番・佐々木悠里(3年)が右中間三塁打で1死三塁とすると、続く3番・山根大智(3年)が初球を左前適時打。先制に成功した。さらに5番・野本大智(3年)の右越え適時二塁打、6番・工藤蓮(3年)の右犠飛でこの回3点を挙げた。5回には4番・三島陽之介(3年)の左前適時打でさらに1点を加えた。

 2試合連続で先発登板した左腕・駒木根琉空(3年)は5回まで1失点と力投したが、6回に同点3ランを浴びた。

 7回からは、1回戦で完封するなど今大会2試合14回無失点のエースで変則左腕・石戸颯汰(3年)が登板。勝ち越しを許さない好救援を見せた。

 タイブレークとなった延長10回、満塁から7番・橋口拓真(3年)が中前適時打で勝ち越し。続く8番・深谷知希(3年)が適時二塁打で続くなどしてこの回一気に8点。石戸は4回無失点の好救援でリードを守り切った。

 辻川正彦監督は「すごいことをやってくれた。本当にうれしい。ありがとうございます。こういう試合をできるとは思ってなかった」と感無量の様子。

 「負けたら全部俺のせいだと。申し訳ないと。何とか点を取ってくれと言っていました。9回裏を乗り切れたので、なんとかタイブレークで2点をとって逃げ切ろうと思っていたが…本当に凄いと思う」と選手の踏ん張りを称えた。

 「自分の采配ミスを消してくれて本当にありがとうと言いたい」と選手に感謝。「投手の継投とか、無死一、二塁で野本に強行させたりとか、本当に自分の失敗。選手たちが補ってくれました。ありがとうございましたと後で言います。本当にやっちゃったなという感じ」と頭をかいた。

 準決勝は智弁和歌山との対戦。「横綱ですからね、相手は…食らいついて頑張っていきます」と語った。

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