高橋宏斗 言葉の端々から漂うエースの風格 竜党がさらなる飛躍期待

[ 2025年3月26日 07:15 ]

中日・高橋宏斗
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 竜党の多くが、今季さらなる飛躍を期待している。開幕戦の3月28日DeNA戦(横浜)で、開幕投手を務める中日・高橋宏斗投手(22)だ。

 「毎年狙っていたポジションですし、そこに立たせてもらえることはうれしい。同時にしっかりやらないといけないという責任感もあります。残りの142試合に影響を与えるくらいの投球をしたい。チームに流れを持って来られるように」

 高卒5年目で自身初の大役を射止めた。昨季は21試合に登板し、自身初の2桁12勝(4敗)を記録。防御率1・38は両リーグトップで、こちらも自身初となる最優秀防御率のタイトルも獲得した。侍ジャパンの一員として出場した11月の国際大会「プレミア12」でも存在感を発揮するなど、着実に上昇曲線を描いてきた。

 「1年間チームを引っ張っていく、責任感のある、誰からも送り出してもらえる投手が開幕投手だと思います。去年の柳さん、その前の(小笠原)慎之介さんも、心を揺さぶられる投球をしていましたし、開幕戦のマウンドは、そういうところなのかなと思います」

 DeNAの開幕投手は東。左腕には一昨年4月30日から7連勝を献上中で、黒星を付けたのは先発登板に限ると18年6月23日が最後という天敵。DeNA戦も昨季9勝15敗1分けで4年連続負け越し中と“負のデータ”が並ぶ。高橋宏にとっては、その後も難敵との投げ合いが続くことが予想されるが、「その方が勝った時の嬉しさやチームに与える影響も大きいと思います」と歓迎する。

 「負けるつもりはないですし、僕が投げる試合は全部、勝つつもりでやる。僕が無失点に抑えればチームが負けることはないので」

 まだ22歳ながら大人びた言葉の端々から漂うのは、自信というよりも、チームを背負う覚悟を決めたエースの風格。150キロ超の直球とスプリットのコンビネーションに、公私で慕うドジャース・山本から伝授された“由伸カーブ”も改良してきた。マウンドで躍動する背番号19に注目だ。(記者コラム・湯澤 涼)

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