“大谷の代わり”エンゼルス新人ジョンソン投手 マイナー登板なしで開幕ロースター抜てき 15年ぶり快挙

[ 2025年3月26日 08:35 ]

エンゼルスのルーキー、ライアン・ジョンソン投手(ロイター)

 エンゼルスは、ルーキーのライアン・ジョンソン投手(22)をメジャーリーグのロースターに加えると決めた。スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者が報じている。

 2023年シーズン後、エンゼルスはフリーエージェントとなった大谷翔平を失った。その前の夏のトレードデッドラインで、球団の未来を変えるような対価(複数の若手有望株とのトレード)を得ることもできたのに、アート・モレノオーナーの判断で動かなかった。しかし、エンゼルスが唯一手にしたものがある。それは補償ドラフト指名権で、2024年のドラフトで74番目の指名権を得られた。それを使って獲得したのがジョンソンだ。

 ダラス・バプティスト大での通算成績は252イニングを投げて防御率3.46。特に3年生だった昨季は106イニングで防御率2.21、151奪三振という好成績だった。契約金は174万ドルだった。

 驚くべきはマイナーリーグで1イニングも投げることなくメジャー昇格を果たしたこと。今春のオープン戦では11回1/3を投げ、11安打5失点、1四球、10奪三振で防御率3.97だった。マイナーリーグを完全にスキップしてメジャーリーグに昇格するのは、ホワイトソックスのギャレット・クロシェット以来。ただしクロシェットのケースは20年のシーズンがマイナーリーグで行われなかったための例外的措置だった。それより前となると10年のレッズのマイク・リークで、MLB全体で15年ぶりの快挙となる。

 投げ方は独特だ。足をほとんど上げず、低い腕の位置から素早く投げる。武器はスライダーで速球は最速で90マイル台後半に達する。今オフに獲得したベテランのケンリー・ジャンセンや、MLB最速投手のベン・ジョイスらのブルペンに加わる。

 ジョンソン自身は“大谷の代わり”であることを話題にされることに笑って受け流している。チームの担当記者に聞かれると「僕自身はそうは思っていません。でも、他の人がそう見るのは仕方がないことかもしれませんね」と答えている。

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