ドジャース・ベッツ 米開幕絶望的…11キロ激やせ「食べると吐いてしまう」血液検査では異常なし

[ 2025年3月25日 01:30 ]

オープン戦   ドジャース7―1エンゼルス ( 2025年3月23日    ロサンゼルス )

試合前、ノックを受けるベッツ(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャースの大谷翔平投手(30)は23日(日本時間24日)、エンゼルスとのオープン戦に「1番・DH」で出場し、1打数無安打だった。当初先発メンバーだったムーキー・ベッツ内野手(32)が原因不明の体調不良で急きょ欠場し、27日(同28日)の米本土開幕タイガース戦の出場は絶望的となった。MVPトリオの一角を欠くピンチで、背番号17にかかる期待と重圧はさらに増す。

 大谷の登場曲マイケル・ブーブレの「Feeling Good」がドジャースタジアムに響いた。東京ドームでの開幕シリーズで凱旋弾も放ち2連勝に導いた背番号17が、本拠地に帰ってきた。

 元同僚の右腕ソリアーノに対し、初回はフルカウントから低めのシンカーを見極めて四球を選んだ。4回は二ゴロに倒れたが、選球眼とタイミングを確認し、2打席で退いた。

 2年前まで在籍したエンゼルスの選手たちとは旧交を温め、主砲トラウトとはハグを交わした。試合前にデーブ・ロバーツ監督は大谷の投手調整について「次回ブルペン入りの日程を調整中。その後、次への計画が立てられる」と語るなど、調整は順調のようだ。

 一方、開幕ダッシュに向け、チームに暗雲が垂れ込めた。体調不良で開幕2試合を欠場したベッツは練習に参加し、「2番・遊撃」でスタメンに名を連ねていたが、開始約1時間20分前に急きょ外れた。ベッツは「血液検査は異常がないが、食べると吐いてしまう。原因が分からない。食べることが怖い」と沈痛な面持ちだった。

 来日2日前から原因不明の体調不良で嘔吐(おうと)を繰り返し、体重はキャンプ時の175ポンド(約79キロ)から150ポンド(約68キロ)に約11キロも激減。指揮官は「(米本土開幕となる27日の)本拠地開幕戦の出場は理想的ではない」と神妙な表情で、さらなる長期離脱の可能性を示唆した。

 左肋骨付近の違和感で開幕2試合を欠場したフリーマンは「3番・一塁」で復帰し、指揮官も「状態は良さそう」と安心した様子だったが、まだ100%の状態ではないのは明らか。今世紀初となるワールドシリーズ連覇へ、まずは開幕ダッシュを決めたい。MVPトリオの一角が欠け、大谷の奮起がいきなり求められる。(柳原 直之)

 ≪改修本拠お披露目≫オフに1億ドル(約150億円)をかけて改修されたドジャースタジアムのお披露目試合となった。グラウンドに大きな変化はないが、クラブハウスの大きさは約1・5倍に拡張され、照明はドジャーブルーで統一された。ロッカーのネームプレートは液晶となり、佐々木や山本がSNSに写真を投稿した。テレビも昨季までの8台から14台に増え、一人1台のタブレット端末もロッカー内に常設。選手用のシャワールームも新調された。

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