東芝の新人左腕・吉鶴翔瑛が公式戦初勝利 直球軸に5回無失点「ストライクゾーンで勝負できたのは収穫」

[ 2025年3月22日 15:57 ]

JABA春季神奈川県企業大会   東芝6―0日産自動車 ( 2025年3月22日    三菱金沢グラウンド )

公式戦初登板で5回無失点と好投した東芝・吉鶴(提供写真)
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 東芝の新人左腕・吉鶴翔瑛投手(22)が公式戦初登板初先発で好投を見せ、公式戦初勝利を手に入れた。5回を投げ4安打無失点。無四球で味方打線にリズムをもたらし、快勝に貢献した。

 「チームとしても2連敗していましたので、テンポよく投げて、バッター陣にいいリズムを与えたかった。ストライクゾーンの中で勝負できたのは収穫です」

 初回のピンチも冷静だった。2死三塁で相手4番を招いたが、動じない。初球は狙い通りに直球でファウル。一転、2球目は真ん中から外へ逃げる低めスライダーを投じ、ニゴロに封じた。「真っすぐで押していく」というプラン通り、直球が走れば、スライダー、チェンジアップとのコンビネーションもさえわたる。2回以降の4イニングは二塁すら踏ませなかった。

 木更津総合(千葉)を経て法大へ進学。法大では2年春からリーグ戦登板を果たし、通算6勝をマークした。最速152キロを計測するなど速球派として鳴らしたが、東芝へ加入後は変化球の精度を高めることに注力。ブルペンでの投球練習の際には「ボールの軌道をイメージして、ライン、高さをずらさない」ことを心がけてきた。並行して、1試合を投げきれる体力づくりにも着手。2月の愛媛・松山キャンプでは2日に1回のペースで100球を投げ込み、走り込みにも精を出した。

 4月4日からは日本選手権の出場権獲得をかけて、JABA四国大会に出場する。「今回の企業大会で1勝できたことは自信になります。四国大会、(4月22日開幕の)京都大会とありますが、みんなで“優勝したい”と言い合っている。その力になれれば、一番いいと考えています」。今季、チームとして目指すべきは2010年以来15年ぶりとなる都市対抗優勝。名門復活へ一丸となる中、頼もしい新戦力が加わった。

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