【センバツ】甲子園揺らした横浜清陵の「バンビーノ風」応援誕生秘話「吹奏楽部のために」

[ 2025年3月21日 12:26 ]

第97回選抜高校野球大会第4日 1回戦   横浜清陵(神奈川)2―10広島商(広島) ( 2025年3月21日    甲子園 )

三塁側アルプスで披露された「バンビーノ風応援」(撮影・柳内 遼平)
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 21世紀枠で春夏通じて初出場の横浜清陵(神奈川)は3年ぶり23回目出場の広島商(広島)に2―10で敗れて初戦敗退。第3日に敗れた壱岐(長崎)とともに21世紀枠出場校の勝利はならなかったが、持ち味の積極的な仕掛けを随所に披露し、見せ場をつくった。

 「3番・投手」で出場し、5回途中から救援した右腕・内藤大維(3年)は「いろいろな方の応援が聞こえました。その応援してくれた方々に感謝して過ごさなきゃいけないという風に感じてます」と振り返った。

 お笑いコンビ・バンビーノの代表的なネタ「ダンスィングフィッソン族」風の応援で三塁側アルプス席が一体となった。「チャンス! 清陵! こ~の回がチャンス!」。「チャンス! 清陵! こ~の回がチャンス!」。鹿を引き寄せる独特の踊りでチャンスを引き寄せ、初の甲子園で2得点を刻んだ。 

 昨夏からスタートした「バンビーノ風」応援。意外な形で誕生していた。横浜清陵吹奏楽部の山崎優香顧問は「昨夏の神奈川大会の時に野球部の太鼓を叩いている子が“吹奏楽部がずっと演奏していると疲れてしまうから、演奏しなくてもいい時間をつくりましょう”と言ってくれたんです。それで皆が盛り上がるものを考えくれて今の形になりました。吹奏楽部への思いやりで始まったことです」と経緯を明かした。

 初出場初勝利を果たすことはできなかったが、夢の甲子園でスタンド、アルプスが一生モノの思い出をつくっていた。(柳内 遼平)

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