阪神・佐藤輝 宮城&九里の猛牛両腕で“快幕”へ総仕上げ! 大谷翔平の特大弾にも刺激「さすが」

[ 2025年3月21日 05:15 ]

打撃練習する阪神・佐藤輝(撮影・岸 良祐)
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 阪神・佐藤輝明内野手(26)が20日、“大谷級”発進を期した。18、19日のカブスとの開幕2連戦で計8打数3安打1本塁打と躍動し、チームを連勝へ導いたドジャース・大谷翔平投手(30)が理想型。過去4年で開幕弾はなく、今回の大谷と同じ「ビジター開幕」では安打すらない背番号8。負のサイクルを断ち、28日の広島との敵地開幕戦から好スタートを切るべく、きょう21日からのオリックス3連戦で総仕上げに臨む。

 同じステージで戦った怪物の放物線に、佐藤輝のつぶらな瞳はクギ付けになった。19日、カブスとの開幕第2戦の5回にドジャース・大谷が特大の今季1号。東京ドームに興奮と熱狂、ド軍に勢いと勝利を呼ぶアーチ。26歳はテレビ画面を通してその目に焼き付け、まもなく訪れる25年シーズンへの大きな刺激へと昇華させた。

 「見ました、見ました。あそこ(東京シリーズ)で打つのは本当、さすがだなと思う」

 ほんの3日前の16日、ドジャースとのプレシーズンゲームでは、自身もサイ・ヤング賞2度の左腕・スネルから先制3ランを右翼席へ叩き込んだ。一方の大谷は2打数無安打。この一戦の軍配は佐藤輝と阪神に上がったものの、「TOKYO SERIES」の本番はスペシャルな緊張感。屈せず大谷は、18日の開幕戦でも2安打2得点。佐藤輝の「さすがだな」という感嘆には実感がこもる。憧れでは終わらせない。同じ足跡をたどりたい。

 「(開幕の)スタートダッシュというか、(シーズンの)最初から最後まで、いい状態が続けば理想なので。はい、頑張ります」

 28日の敵地・広島でのオープニング・ゲームまで1週間。今回の大谷と同じ、佐藤輝の「ビジターでの開幕戦」を回想すると、21年の神宮、24年の東京ドームはともに無安打に終わっている。本塁打も21年の開幕2戦目が自身最速で「開幕弾」は未経験。心身ともに充実期の5年目。ハートの高ぶりを「特に…」とサラリと流し「まだ、何カ月?(シーズンは)6カ月、7カ月ぐらい。気長にいきましょうよ」と気がせく報道陣を制した。過去とは一味違う幕開けへ、ドッシリとした落ち着きが頼もしい。

 「しっかり動いて確認したい。球の見え方とかチェックしたい」

 きょう21日からは、オリックスとのオープン戦3連戦に臨む。宮城、九里ら主力投手が先発予定で、総仕上げにはうってつけ。目下オープン戦打率・333の背番号8は「昨年はそんなに良くなかった(同・270)。準備はできていると思う」と5年目の進化に自信をのぞかせる。世界を驚かせたショータイムに負けじと、セ界を明るく輝かせる日が刻一刻と近づいている。(八木 勇磨)

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