広島・二俣 あるぞ1番! OP戦初マルチで猛アピール DeNA・宮崎の助言が好調後押し

[ 2025年3月19日 05:00 ]

オープン戦   広島0ー6西武 ( 2025年3月18日    ベルーナ )

<西・広>初回、左前打を放つ広島・二俣 (撮影・白鳥 佳樹)
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 広島・二俣翔一内野手(22)が18日の西武戦(ベルーナドーム)でオープン戦初のマルチ安打を放った。「1番・右翼」で先発し、初回に隅田の149キロを左前へ運ぶと、6回にはしぶとく三塁内野安打だ。今春3度目となる切り込み隊長抜てき。新井貴浩監督(48)は、シーズン開幕後の1番・二俣について「あり得る」と明快に答えた。

 意外にも、これがオープン戦初のマルチ安打だった。今春コンスタントに「H」ランプをともし、成長ぶりをチーム内外に猛アピールする二俣。西武のローテーションを担う左腕・隅田から放った、初回の安打はとりわけ価値がある。

 「課題のインコースをうまく打って、ヒットにできたのは良かった。ただ真っすぐを打った後、カーブを続けられる配球はシーズン中もあると思うので、1打席ごとに区切ってやっていきたい」

 試合開始直後、カウント1―1からの内角直球をライナーで左前へ運んだ。反省したのは3回の第2打席だ。カーブ3球で追い込まれ、最後は148キロ外角高め直球に空振り三振。6回の第3打席には再び、2番手・羽田からボテボテの三塁内野安打を放った。

 「(1番は)試合前の段階からしっかり準備して打席に立てるので、思い切り行きやすいところはあります」

 「1番」起用はオープン戦3試合目で、今回は右翼での先発。新井監督はシーズン開幕後の「1番・二俣」について「あり得る。開幕後も固定はできないと思うから、どうしたら打線がつながるか、その都度考えてになると思う」と説明し、メリットにも言及した。

 「パンチ力があるしね。1番だと自分の打席にフォーカスできるし、いろんなことを考えなくてもいい打順だと思うから。そのあたりもいいのかな…と」

 昨秋キャンプでDeNA・宮崎似の打撃フォームに改造し、大きく光が差し込んできた二俣の野球人生。5日のDeNA戦で宮崎本人から受けた、打席に立った際の体重配分についての助言も、初の開幕1軍、初の開幕スタメンを後押しする。

 「今までは右足に乗せていたけど、宮崎さんは逆で左足に体重を多くかけていると言われていた。今は左足に乗っけている分、攻めにいける姿勢が打席の中で取れている。開幕スタメンを勝ち取りたいので、残り試合も結果を出してアピールしたいと思っています」

 昨季までの1番・秋山にプラスされるであろう「1番・二俣」の新オプション。達人の極意を吸収し、進境著しい22歳が多様な攻撃を可能にさせる。  (江尾 卓也)

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