日本ハム・清宮虎 2戦連続無安打零封で猛アピール!「ゼロで帰ってくることが僕の役割」

[ 2025年3月16日 06:00 ]

オープン戦   日本ハム2―4ソフトバンク ( 2025年3月15日    みずほペイペイD )

<ソ・日>7回から登板する清宮虎(撮影・成瀬 徹)   
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 日本ハムの育成選手・清宮虎多朗投手(24)が15日、ソフトバンクとのオープン戦で3番手として7回のマウンドに上がり、打者3人斬りの好投を見せた。最速161キロの剛腕ながら、この日の直球は150キロと抑え気味で、目標の支配下登録を見据えて、2試合連続無安打無失点という結果を手にした。ここからは若手たちの1軍サバイバルも激化していきそうだ。

 最速161キロの剛速球は鳴りを潜めた。清宮虎のこの日の最速は150キロだったが、そこには明確な意図がある。勝負するのはスピードガンではない。目の前の打者であることを強く意識していることが、結果につながっている。

 「変化球もいい感じに使えた。まずはしっかりゼロで帰ってくることが僕の役割というか、そういう時期なのでひとまず良かった」

 楽天に所属した昨季までは体の連動性に欠き、腕や下半身の力に頼ったフォームだった。球速は150キロ台中盤から後半を計測していたが「野球にそれが必要かって考えた時に、去年はそれで全然抑えられてない」と反省。体幹や体の連動性を意識したフォームに見直した。9日の中日戦は1四球を与えたが、この日は1回完全で1奪三振。2試合連続無安打無失点と、安定した投球に表れている。

 メンタル面の変化も奏功している。昨季は四球を出さない意識が強すぎていたが、「新しい環境になって凄く楽に投げられている。カウントを悪くしても焦りはない」。実際に、正木には3ボールとしたが、そこから落ち着いて右飛に仕留め「結果的に抑えられたので、凄くいい方向にいっている」とうなずいた。

 新庄監督は、この日に1回4安打3失点だった松浦と比較し「競争の中で今日は清宮(虎)君のほうが良かった」と評価。目下の目標は開幕前の支配下復帰だが「今の調子を続けていれば絶対、いつか1軍に必要としていただける」と焦りはない。自身のできることは、無心で腕を振るのみだ。(田中 健人)

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