ドジャース・大谷 凱旋特大弾!734日ぶり日本での一発「良い打席だったと思います」

[ 2025年3月16日 05:00 ]

プレシーズンゲーム   ドジャース5―1巨人 ( 2025年3月15日    東京D )

<巨人・ドジャース>3回、2ランを放つ大谷(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 いきなりの凱旋弾だ。ドジャース大谷翔平投手(30)が15日、巨人とのプレシーズンゲームに「1番・DH」で出場。3回無死二塁から右翼席中段へ2ランを放ち、5―1の勝利に導いた。巨人のエース戸郷翔征投手(24)のカーブを粉砕。昨年自己最多の54本塁打を放つなど、2年連続のメジャー本塁打王が本領を発揮した。大注目のMLB東京シリーズ。4万2064人のファンの前で最高の「SHO―TIME」の幕開けだった。

 背中が光っていた。2点を先制した3回無死二塁。大谷が、23年のWBCで一緒に世界一に駆け上がった戸郷の初球カーブを捉えた。崩れかけながらも体を止め、バットの先端で拾った。「いい角度で上がったので、ちょっと先でしたけど、入るんじゃないかと思いました」。角度32度、打球速度168・9キロ、飛距離119・2メートルの強烈な打球はあっという間に右翼席中段に消えた。

 確信歩きからゆっくりとダイヤモンドを一周。三塁ベンチ前ではT・ヘルナンデスから「ヒマワリの種セレブレーション」で祝福された。昨季よりも1インチ(約2・54センチ)長くし、メジャーでも極めて異例の35インチ(約88・9センチ)の新たな長尺バットでの一発。23年3月12日のWBC1次ラウンド・オーストラリア戦以来734日ぶりの日本での一発だった。

 チームもグラウンドでの打撃練習を行わなかったこの日は、キャッチボールの後、試合開始30分前まで室内で打撃練習。それが終わると、観戦に訪れた巨人・長嶋茂雄終身名誉監督がいた部屋に「すみません!失礼します!」とあいさつして入り対面。16年12月に取材現場で初対面し、その後は複数回、会食もして、このオフはCMでも初共演を果たしたレジェンドにパワーをもらっていた。

 初回の第1打席でも強烈なスイングでファウルを連発して四球を選ぶなど、2打数1安打1四球で5回の第3打席でお役御免。デーブ・ロバーツ監督は「パフォーマンスを発揮しなければならない場面で、しっかりパフォーマンスを発揮できる。翔平らしいなと思った」と笑った。

 メジャーでも特別な6人に選ばれていた。この日、ユニホームの背中のMLBのロゴは金色だった。昨季の両リーグMVP、サイ・ヤング賞、新人王の6人だけに今季与えられた特別ロゴ。シーズンを通してこのユニホームを着用する大谷は「これだけ(観衆が)入ってもらって、自分としても久々に帰ってきたなという感じがしたので、良い打席だったと思います」と言い残し、佐々木ら他の選手とともに7回には球場を後にした。

 開幕まであと2日。日本選手初の日本開催開幕戦本塁打の期待もかかる。世界一連覇を目指す特別なシーズンへ。大注目の東京シリーズで最高のスタートを切った。(柳原 直之)

 ▼巨人・阿部監督(大谷の2ランに)テレビでもたくさん見ているので、凄いという感覚ではなく、やっぱり打つなあと思って見てました。(試合前にはあいさつされ)みんなに恨まれるかもしれないけれど、記念撮影していただきました。

 ▼巨人・丸(試合前のドジャースとの帽子交換で大谷と交換)子供にあげますよ。いや、分かんない。じゃんけんするかも。俺がもらうかも(笑い)。

 ▼巨人・岡本(23年WBCで共闘した大谷の本塁打に)凄いですよね。みんなが(本塁打を見られて)うれしいでしょ。

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年3月16日のニュース