ソフトバンク和田毅氏「22年間、野球人生を全う」元タレント妻に「かすみも引退だよね。おめでとう」

[ 2025年3月15日 17:40 ]

オープン戦   ソフトバンク4-2日本ハム ( 2025年3月15日    みずほペイペイD )

引退セレモニーで笑顔であいさつする和田(撮影・成瀬 徹)   
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 昨季限りで現役を引退したソフトバンクの和田毅氏(44)が15日、引退記念試合のマウンドに立った。オープン戦・日本ハム戦(みずほペイペイD)の初回に登場し、日本ハムの清宮幸太郎内野手(25)を空振り三振。試合後には引退セレモニーが行われ、22年のプロ野球人生に別れを告げた。

 王貞治会長、小久保裕紀監督、城島健司CBOら、そして両親、妻の仲根かすみさん、愛娘から花束を受け取り、約13分にわたるスピーチで感謝の思いを述べた。

 「ついにこの時が来てしまいました、という感じにはならず、ようやくこの日が迎えられたなという気持ちです。引退の会見をしてから4カ月が経ち、その間、また復帰したくなるのかな、また投げたくなるかなと思ったんですが、ありがたいことに全くなりませんでした」と“和田節”をさく裂させ、「本当に自分はやりきったんだなと、22年間、野球人生を全うできたんだなと思いました」と晴れやかな表情。また、妻・かすみさんには「娘の成長と自分(和田氏)のために時間を削ってくれた妻、かすみも引退だよね。おめでとうございます」と言葉を贈った。

 和田氏の軌跡を振り返る動画では、杉内俊哉巨人投手チーフコーチ、「松坂世代」の松坂大輔氏、阪神の藤川球児監督ら、そうそうたるメンバーからのメッセージが流された。また早大時代の恩師、野村徹元監督から「本当にご苦労さまでした、立派なエースになりましたと言ってあげたいです」との言葉が贈られ、少し目をうるませる場面もあった。球場を一周し、最後は両軍の選手らが輪になり、9回宙を舞った。

 最後に投じたのは、134キロの直球だった。早大出身の和田が早実出身の清宮幸を空振り三振で仕留め、大きな笑みを浮かべた。マウンドを降りると、ぐるりと観客席を見渡し、深々と一礼。ベンチ前では多くの選手、コーチ、スタッフらが列を作り、ハイタッチを交わしてベンチに引き揚げた。

 和田氏は02年にダイエーに入団し、昨季までに日米通算165勝を挙げた。ホークス在籍18年でリーグ優勝に5度、日本一に6度と貢献。現在は球団統括本部付アドバイザーに就任した。

 この日の来場者には「和田投手メッセージ入りフェイスタオル」が配布された。試合は1-2の6回に中村晃の同点打で追いつくと、広瀬隆が勝ち越しの2点打を放ち、ソフトバンクが4-2で勝利した。

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