近江・多賀章仁監督が退任会見「甲子園は宝物のような場所だった」

[ 2025年3月11日 06:00 ]

退任会見を開き、同校OBで元日本ハム・村西辰彦さん(左)と元オリックス・島脇信也さん(右)からサプライズで花束を贈呈された近江・多賀監督(撮影・河合 洋介)
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 甲子園に春夏通算23度出場した近江(滋賀)の多賀章仁監督が10日、彦根市内の同校で退任会見を開いた。01年夏、22年春の準優勝など甲子園通算28勝を誇る名将は、「甲子園は宝物のような場所だった。校歌を歌うときは、そのままスルッとあの世に行っても悔いはないなと思える時間でした」と笑わせた。

 植田海(現阪神)ら多くのプロ野球選手を育成し、滋賀の野球振興に貢献。山田陽翔(現西武)らを擁して準優勝した22年春は「今日はどんな試合をしてくれるのか、わたしが山田の一番のファンだった」と振り返った。

 今月20日に岐阜城北(岐阜)との勇退試合に臨み、4月1日付で総監督に就任する。後任で教え子の小森博之コーチには「生徒がどうなりたいか、正しい方向に導いてほしい」と悲願だった滋賀勢初の甲子園優勝を託した。 (河合 洋介)

 ◇多賀 章仁(たが・あきと)1959年(昭34)8月18日生まれ、滋賀県彦根市出身の65歳。平安(京都)、龍谷大でプレーし、主に一塁手。大学卒業後の83年、社会科教諭として近江に赴任し、硬式野球部コーチ就任。87年から部長を2年間務めたのち89年4月に監督就任。甲子園には92年夏に初出場し、春7度、夏16度出場。歴代21位タイとなる春夏通算28勝。現在は副校長。

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