ロッテ・ドラ1西川 あるぞ開幕3番!本拠デビューで二塁打2本「もっともっと結果にこだわって」

[ 2025年3月7日 05:30 ]

オープン戦   ロッテ4―0広島 ( 2025年3月6日    ZOZOマリン )

<ロ・広>初回、本拠地初見参の西川は右線二塁打(撮影・長久保 豊)
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 ロッテの西川史礁外野手(21=青学大)が6日、ZOZOマリンで行われた広島とのオープン戦に「3番・中堅」で先発出場し、2本の二塁打に犠飛で打点もマークした。初の本拠地での試合でも浮足立つことなく躍動し、これで対外試合は11試合で打率・394、1本塁打、5打点。勝負強さも抜群の黄金ルーキーは開幕スタメンが確実な情勢で、中軸の3番を任される可能性も出てきた。

 初めてのZOZOマリンでも臆することはない。第1打席、しかも初球だ。西川は2年連続2桁勝利を挙げている床田の外角高めの直球に反応。打球は右翼線で弾んだ。迷うことなく二塁へ。即戦力ルーキーは「いつも通り思い切ったスイングができた」と誇った。

 5回の第3打席も河野の初球を叩き三塁線を破る二塁打。本拠地デビュー戦に3番で出場し、2本の二塁打を放って対外試合の通算打率を・394に伸ばした。ただ、「今日の自分を褒めるところかな」と振り返ったのは3回無死一、三塁で放った左犠飛だ。

 “プロ1号”も放った2月28日の韓国・ロッテとの練習試合では第3打席で1死三塁から遊ゴロに倒れ、吉井監督は期待が大きいからこそ「あそこで外野フライ(犠飛)を打てないところは、プロ野球選手としては課題」と指摘した。絶対に同じ失敗は繰り返さない。「とにかくゾーンを上げる」と自らに言い聞かせて打席へ。ゴロで凡退する可能性もあった初球の外角低めの直球を見逃すなど2球で簡単に2ストライクに追い込まれたが、3球目の浮いたチェンジアップを捉えた。「1点が欲しい場面で仕事ができた」と西川。指揮官も「元々あれぐらいはできる子」とうなずいた。

 この日は2番・ソト、4番・ポランコに挟まれる形の3番で起用されて猛アピールしたが、外野の定位置争いはし烈。吉井監督は「これから質の良い投手が出てくると思うので、それにどう対応していくか」としながらも、「中軸で使いたいか?」の問いには「そら、そうよ」と即答。このまま結果を残していけば、28日の開幕ソフトバンク戦(みずほペイペイ)で3番起用される可能性も十分だ。

 試合後には自ら志願して外野ノックを受けた。「常に向上心を持って、もっともっと結果にこだわってやっていきたい」。開幕まで3週間。西川は勢いを止めず、走り続ける。(大内 辰祐)

 ≪球団初なるか≫ロッテの新人が開幕戦でスタメン出場を果たせば、「8番・捕手」だった22年の松川以来、3年ぶり。クリーンアップでの出場は14年に「4番・DH」だった井上晴哉まで5人いるが、打順内訳は4番2人、5番3人。3番はおらず、西川が座れば球団初になる。

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