侍・井端監督の超隠し玉 常総学院→パドレス傘下20歳の157キロ右腕 来年WBC「可能性ある選手」

[ 2025年3月4日 04:00 ]

米国でパドレス傘下マイナーのブライアンを視察に訪れた侍ジャパン・井端監督(右)

 3月5、6日に開催される強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」のオランダ戦(京セラドーム)に臨む侍ジャパンメンバーが3日、大阪市内の宿舎に集合した。井端弘和監督(49)は2月のメジャーキャンプ視察で常総学院から23年にパドレスとマイナー契約を結んだバルザー・ブライアン投手(20)と対面したことを明かし、「超隠し玉」の26年WBCでのサプライズ選出の可能性を示した。

 井端監督は米国人の父と日本人の母を持つ右腕バルザーと対面していた。高校から直接米球界に挑戦し、日本国内でも広くは知られていない。最速157キロとみられ、若手有望株を示す「プロスペクト」にも名を連ね「素晴らしいボールを投げているというのは聞いていた」と視察の理由を説明した。

 23年2月にパドレスとマイナー契約。昨年はルーキーリーグで6試合に登板して勝敗はなく防御率6・43だった。実績はないが、「ボールだけ見れば可能性はある選手かなと思いますね。来年」と連覇を目指す来年3月のWBCで選出する可能性にまで言及した。

 常総学院では高い身体能力を生かし主に外野手としてプレーし、2年秋の新チーム始動時に投手転向。プロ志望届を提出した3年秋の22年ドラフト会議では春の右肘故障の影響もあって指名はなかった。同11月には右肘手術。将来性を見込んだパドレスとマイナー契約し、昨年末に母校を訪れた際には「平均で155キロが出せるようになった」と成長を報告した。

 次回WBCは前回大会で4人だった大リーガーの大幅増が予想される。特に投手陣はドジャース・山本、カブス・今永、エンゼルス・菊池ら夢のような顔触れがズラリと並ぶ。それでも指揮官は「ピッチャーも含めて、全員来ても枠は空いてる。今まで入ったことのない選手でも、十分チャンスはある」と見据える。今回の強化試合も28人のうち実に20人が初選出。新戦力の台頭を期待した。 (神田 佑)

 ◇バルザー・ブライアン 2004年(平16)10月27日生まれ、神奈川県横須賀市出身の20歳。米国人の父と日本人の母を持ち、父の仕事の関係で幼少期は米国で生活。小4で帰国し、中学は日立ボーイズ、常総学院では2年秋に内野手から投手に転向。最速で154キロを計測した。3年時の11月に右肘じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、翌年2月にパドレスとマイナー契約。1メートル85、86キロ。右投げ左打ち。

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