DeNAの新人3選手・竹田&篠木&若松 鮮烈な対外試合デビュー!三浦監督「堂々と投げていた」

[ 2025年2月25日 05:30 ]

練習試合   DeNA2―9阪神 ( 2025年2月24日    宜野座 )

<神・D>初回、力投する竹田(撮影・須田 麻祐子)
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 DeNAのルーキーズ3投手が24日、阪神との練習試合で鮮烈な対外試合デビューを飾った。先発のドラフト1位・竹田祐投手(25=三菱重工West)、同2位・篠木健太郎投手(22=法大)、同4位・若松尚輝投手(24=四国・高知)の順に1イニングずつ投げ、失点したのは若松の1失点だけ。阪神も含め新人9選手が出場した一戦で存在感を示した。

 先陣を切り先発した竹田はマウンドで思った。「ああ、阪神の応援歌だ。それにテレビで見ていた人たち。凄い感覚だ」。近本、中野、佐藤輝、森下。開幕オーダーばりの猛虎打線は鳥肌もの。だが、さらに思った。「この先、対戦は続く。凄いと思うのは今だけ…」

 揺れる気持ちは、先頭の近本に3球目の直球を左前に運ばれ吹っ飛んだ。襟を正し続く中野を、フォークで二ゴロ併殺。さらに3番・佐藤輝もフォークで空振り三振に斬った。最速は147キロ。3人で片付け「もっとフォークの精度を高めたい」と拳を握った。

 東、バウアー、ジャクソン、ケイ。さらに大貫、吉野、石田裕に小園。開幕先発陣の候補は豊富だ。そのため即戦力でも竹田の調整はスロー。対外試合初登板は、チームの今季8試合目。焦らせないチームの姿勢が、キャンプ最終日の実戦初登板に表れている。

 キャンプでベテラン10年目の戸柱が、竹田の球を受け言った。「普通、新人は第1クールから飛ばして終盤にへばる。だけど竹田はだんだんと球が良くなる。こういうタイプの新人の球を受けたことがない」。明大、社会人2年目と2度のドラフト指名漏れを経験した男は、鋼のハートでキャンプを消化した。未来を見据えた逆算。1回11球、無失点で力強く踏み出した。

 2回は同じく先発枠入りを目指す篠木が森下、大山、前川を3者凡退に料理。「できることをやってアピールしていきたい」と冷静に足元を見つめた。3回は救援タイプの若松が1安打1死球で犠飛から1失点も、最少失点に抑えた。3投手の上々デビュー。三浦監督も「3人ともバタバタすると思った。堂々と投げていた」と目を細めるしかなかった。

 チームは25日に横浜に戻る。「自信を持ち投げられるように、横浜に帰り練習します」と竹田。27年ぶりリーグVを狙う昨季日本一軍団に、頼もしい若い力が3つも加わった。(大木 穂高)

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