阪神ドラ3・木下 155キロ鮮烈デビュー!! ピッチクロックなしで余裕生まれた1回零封「いい感じ」

[ 2025年2月25日 05:15 ]

練習試合   阪神9ー2DeNA ( 2025年2月24日    宜野座 )

<神・D>投球前に手を高く挙げるルーティンの阪神・木下(撮影・椎名 航)
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 伊原、工藤に負けじと鮮烈デビューを飾った。阪神ドラフト3位・木下(KMGホールディングス)が今春初の実戦登板を果たし、いきなり155キロを連発。観衆の度肝を抜いた。

 「(捕手の梅野と)ゾーンに強い球という話をずっとしていた。今日はそれができたので、いい感じですね」

 5回から5番手として登板。まず先頭・蝦名に対する初球で、球場内がどよめいた。ファウルとされた高めに吹き上がる直球が155キロを計測。さらに続く2球目、外角低めに決まった球でスコアボードに再び「155」が表示されると、驚きの声はさらにボルテージを上げた。

 変化球も威力を発揮した。1死一塁では東妻を144キロのツーシームで空振り三振に料理。スプリットのように低めに沈む持ち球で「梅野さんも“ナイスボール”と拍手してくれた」と、満足げにうなずいた。1回1安打無失点で締め、上々のスタートを切った。

 “プロ仕様”にも手応え十分だ。社会人時代には「ピッチクロック」があり、投手は無走者ならボールを受け取ってから12秒以内、走者がいる場合は20秒以内に投球動作を始める必要があった。そのルールでの走者を背負った際の間(ま)の使い方について「自分の中で少し苦手」と課題を抱えていたが、プロでは「どれだけ持ってもいい」。余裕が生まれ、1死一塁から無難に後続を断った。

 この日のバイトするならエントリー宜野座スタジアムの観衆は8500人。それでも緊張することなく「都市対抗のときより人が多かったですよ」とおどける強心臓も、直球、変化球、投球術に続く持ち味に違いない。今キャンプ最後の実戦で確かな足跡を記した。(松本 航亮)

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