23年巨人ドラ1・西舘 初紅白戦でいきなり154キロ 猛アピールで開幕ローテつかむ

[ 2025年2月12日 05:30 ]

紅白戦   白組2―6紅組 ( 2025年2月11日    サンマリン宮崎 )

先発し、1回無失点だった西舘(撮影・光山 貴大)
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 尻上がりに球速が増した。巨人・西舘がキャンプ初の紅白戦で白組の先発マウンドへ。先頭・若林を空振り三振。ドラフト1位の石塚(花咲徳栄)は、150キロ直球で見逃し三振に斬った。3人目の岡田はこの日最速の154キロ直球でファウルを打たせて追い込み、最後は150キロ。バットをへし折って二ゴロに仕留めた。

 「自分の力感より球速が出た。バットは折れてちょっと申し訳ないけど…。指にかかったいい球があった」

 1回を3者凡退。2月のこの時期に自己最速にあと2キロに迫った。23年ドラフト1位の右腕は1年目の昨年、中継ぎで新人タイ記録となる開幕から10試合連続ホールドをマーク。だが、走者なしでも貫いてきた「高速クイック」は出力が落ちる欠点があり活躍は続かなかった。

 先発に転向し開幕ローテーション入りを目指す今季は、新フォームに挑戦している。久保巡回投手コーチと左足を上げて体を大きく使い、軸足に体重を乗せてタメをつくることを意識。「自分でもこの時期に(球速が)出て、びっくり…。何なんですかね。分かんないです」と本人も驚くほど球威が増した。球に角度もつき「違和感なく、安定して自分の形になりつつある」と手応え。阿部監督も「(久保コーチが)もっと出力が出ると話されていた」と期待した。

 紅白戦の初戦で先発を任されたことに「うれしかったし、気合も入った」という西舘。先発ローテーション入りへ、最初のアピールに成功した。(神田 佑)

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