松坂大輔氏 侍・高橋宏、高さを間違えなかったスプリット

[ 2024年11月22日 05:00 ]

WBSCプレミア12 スーパーラウンド第1戦   日本9ー1米国 ( 2024年11月21日    東京D )

<日本・米国>3回、無失点に抑え野手を称える高橋宏(撮影・木村 揚輔)
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 【松坂大輔 視点】高さを間違えない。それがスプリットで空振りを奪うための鉄則です。先発・高橋宏投手は4回無失点で8奪三振とほぼ完璧な内容。初回は3者連続三振で、決め球は全てスプリットでした。7球投げたスプリットは全て打者の膝より下。ストライクからボールゾーンへと落としていました。パワーのある米国打線を相手に慎重に、丁寧に投げているのが伝わってきましたね。

 同時に高めに直球をうまく使えば、スプリットの威力はさらに増します。3回無死、8番・オキー選手にはスプリットを警戒しているところで裏をかいて高めの直球で空振り三振。4回1死一塁では4番・ワード選手に対し、カウント2―1から高めのボール気味の153キロでファウルを奪いました。この1球が効果的。ここからスプリットを3球続け、最後は空振り三振でした。高低、上下の幅を意識して広く使う。高橋宏投手のように直球に力があればなお、効果があります。

 投手陣は5人の継投で1失点。北山、藤平、横山投手らも150キロ超の直球を武器に、自信のあるボールを自信を持って投げ込んでいました。投手、攻撃に守備、走塁。日本らしい、そつのない野球での快勝劇でした。

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