大谷偉業で注目 51本は50人の異なる投手から 盗塁成功率92.96%は50盗塁以上で歴代3位

[ 2024年9月20日 11:49 ]

7回に50号を放ったドジャース・大谷翔平(AP)
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 ドジャース・大谷翔平投手(30)の「50-50」について、スポーツ専門局「ESPN」電子版のデーブ・ショーンフィールド記者が、特筆すべき事項を記している。

 51本塁打については、50人の異なる投手から打っている。現在のMLBではどのチームも29球団全部と対戦するから、当然対戦する投手の数も多くなる。大谷は6月16日にロイヤルズのブレイディ・シンガーから2本を打ったが、それ以外は全て1本ずつだった。

 51盗塁については成功率の高さ。55回中51回に成功で、50盗塁以上では成功率92・73%は歴代3位である。1位は1922年のパイレーツのマックス・キャリーで53回で51回成功(成功率96.23%)、2位は2013年レッドソックスのジャコビー・エルズベリーで56回で52回成功(成功率92.96%)だった。

 50本塁打、50盗塁を同時に達成することについては、大谷以前に50本塁打を達成した選手は31人、49度あり、その際の平均盗塁数はわずか7.4個。50本塁打を記録したシーズンで最も多く盗塁したのはウィリー・メイズとアレックス・ロドリゲスの24個だった。

 一方で、1920年のライブボール時代以来、50盗塁の達成は241度。そのシーズンでの平均本塁打数はわずか8.4本だった。50盗塁のシーズンで30本塁打に到達したのは3度でロナルド・アクーニャ(41本)、エリック・デービス(37本)、バリー・ボンズ(33本)だった。

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