【西武・金子侑と一問一答】忘れられない…プロ1年目「足震えていた」開幕スタメンの第1打席

[ 2024年9月15日 19:07 ]

パ・リーグ   西武-ロッテ ( 2024年9月15日    ベルーナD )

高橋朋氏(左)と写真に納まる金子侑 (撮影・白鳥 佳樹)
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 今季限りで現役引退する西武の金子侑司外野手(34)が15日、埼玉・所沢市内の球団施設で引退会見に臨んだ。背番号7のユニホーム姿で会見に臨み、西武一筋12年の現役生活を「幸せなライオンズ生活だった」と笑顔で振り返った。以下は、主な一問一答。

 ――ライオンズで過ごした時間はどんな時間だったか。

 「入団させてもらってからFAの時に複数年で契約させてもらって、そこで最後まで自分はライオンズでやろうと決意してここまでやってきたので、本当にお世話になりましたという気持ちですし、たくさんの仲間たちに出会えましたし、幸せなライオンズ生活だったと思います」

 ――印象に残っているシーンは。

 「思い出というか、はっきりと覚えているのは1年目の開幕スタメンの第1打席。生きてきてこんなに足が震えることないやろなと思うぐらい足が震えていたので、本当に最高の経験ができたなと思います」

 ――後輩たちに伝えたいこと。

 「どんな背中を見せられたかは分からないんですけど、ご飯一緒に行ったりお酒飲みに行ったり友達みたいに接してくれるのが僕はすごいうれしくて、後輩ではありますけど人生の中で友達が増えていくような感覚で後輩には接していたつもりなんで、これからも気楽に連絡してほしいですし、僕も連絡すると思いますし、そういう仲を続けていけたらと思います。野球はみんなにレギュラー取って、皆にいっぱい稼いでもらって活躍してもらいたいです」

 ――チームメートからは、まだやれるという言葉もあった。

 「そういう言葉をもらえるというのは本当にありがたいですし、ファンの皆さんからもまだやれるとか辞めないで欲しいという言葉をもらうたびに、胸が熱くなったりするんですけど、正直自分の中でもまだできるかなと思うところははあるんですけど。まだできるよとか辞めないでとか言われて、ちょっと惜しんでもらって辞める方が自分らしいかなとも思ったりもするんで、ある意味潔く引退しようと思います」

 ――どんな野球人生だったか。

 「小さい頃から野球を始めて、野球というスポーツを通してたくさんの人に出会いましたし、たくさんの友達ができましたし、みなさんとこうしてであることができましたし、野球というスポーツを自分が選んで正解だったなと思いますし、野球というスポーツに最後に感謝したいなと思います

 ――今後は。

 「本当にまだ特に決まっていなくて、というより決めていなくて、今日の試合に自分の気持ちを全振りしたかったので、まずは今日しっかりやって、あしたからゆっくり考えようと思います」

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