フラーティ ブルペンデー翌日に8回途中無失点の価値ある好投 移籍後は5勝1敗と大黒柱の働き

[ 2024年9月9日 09:47 ]

インターリーグ   ドジャース―ガーディアンズ ( 2024年9月8日    ロサンゼルス )

投ゴロを処理するドジャース・フラーティ(AP)
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 ドジャースの大谷翔平投手(30)は8日(日本時間9日)、本拠でのガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で中前打を放ち、2022年に記録した年間160安打を更新する今季161安打。第3打席では2戦ぶりの一発となる今季46号を放ち、2021年にマークした自己最多本塁打に並んだ。101打点として自己最多を更新した打点はブルワーズ・ウィリー・アダメズ内野手(29)に並び、再びリーグトップタイに浮上した。チームも接戦を制して2連勝とし、ナ・リーグ西地区の優勝マジックをこの時点で14とした。

 投げては先発したフラーティが7回1/3を4安打無失点の好投で7月末のドジャース移籍後5勝目(1敗)を挙げた。前所属のタイガースでは7勝5敗、防御率2.95。ドジャースに移籍してからの8月は3勝1敗、防御率3.49、9月は2勝負けなしで防御率0.69と抜群の安定感を誇る。

 フラーティは前日がブルペンデーだった中、8回途中まで投げて救援陣を休ませたことに「降板が近づいていること分かっていた。私はいつも自分の体の状態に正直。だからシンプルな決断だった。8回までいけたことは大きかった。特に昨日はブルペンデーで、彼らは素晴らしい仕事をしました。長いイニングを投げることが大事だった。最後はスライダーが何球か良かった」と振り返った。

 ドジャース先発陣は右肩腱板損傷の山本由伸が復帰するものの、グラスノー、カーショーと先発陣に故障者が続出。ポストシーズンに向けてもフラーティの存在は心強い。

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