【甲子園】泣いて泣いて、また泣いて強くなる 京都国際・中崎の成長をスタンドで確かめた恩師の感慨

[ 2024年8月18日 05:00 ]

第106回全国高校野球選手権第11日 3回戦   京都国際4ー0西日本短大付 ( 2024年8月17日    甲子園 )

<西日本短大付・京都国際>完封勝利を挙げて笑顔を見せる京都国際・中崎(撮影・北條 貴史)
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 <記者フリートーク アマ野球担当・河合 洋介>

 京都国際のアルプス席では初戦から「中崎応援団」が声援を送っている。中崎が野球を始めた兵庫の軟式野球「高木野球団」の選手たちが3試合とも駆けつけているのだ。今回は3~6年生約20人が応援。中崎を指導した藤川哲人(あきひと)監督(56)は「あのガキ大将だった中崎がチームのために…と思って投げているんだからね」と感慨に浸った。

 何をするにも負けず嫌いだった。当時地元の約10チームが集まる運動会があった。小5時には6年生に交じって4キロ走に参加。2位と大健闘したが「来年絶対に1位になる!」と号泣した。しかし翌年は運動会当日に試合が入ったために不参加となり、また泣いた。

 負ければ涙を流し、藤川監督から「悔しいか?じゃあどうすればいいんや?」と問われ続けた。少年時代はエリートではなく、京都国際の進学をコーチ陣全員が驚いた。聖地で輝くまでには、流し続けた悔し涙があった。

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