広島・新井監督「みんな、ぎらついている。楽しみです」 20日から2位巨人と天王山

[ 2024年8月18日 21:57 ]

セ・リーグ   広島8ー2ヤクルト ( 2024年8月18日    神宮 )

<ヤ・広>勝利し、九里(右)とハイタッチする新井監督(撮影・木村 揚輔)
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 広島は18日のヤクルト戦に快勝し、首位の座を守った。一塁で出場した坂倉将吾捕手(26)が初回に左越えの先制8号3ランを放って主導権を握り、3回には小園海斗内野手(24)が5月24日DeNA戦以来、86日ぶりの右越え2号。末包昇大外野手(28)が同じ5月24日以来3度目の猛打賞を記録すれば、石原貴規捕手(26)は3打席連続二塁打で貢献した。

 二塁打6、三塁打1、本塁打2の長打9本。1試合で9長打は、18年8月1日のヤクルト戦(神宮)で10本(二塁打4、本塁打6)を放って以来。毎回16安打の活況で20日からの2位・巨人との天王山へ準備は整った。8月はセ6球団で唯一連敗がなく、新井貴浩監督(47)は次の通り振り返った。

 ――九里が6回1失点で6勝目。
 「ナイスピッチングだったと思います。前回の登板(11日阪神戦は3回2失点で代打交代)で悔しい思いをしていると思う。その分も今日、気合い入ってたんじゃないですか。落ち着いて丁寧に投げていたと思います」

 ――今後のきっかけになれば。
 「彼も、ここまで来たら疲れもあると思うし、でもいろいろ試行錯誤しながらやっていると思う。今日凄くいいピッチングだったと思います」

 ――打線は初回2死無走者から先制点を奪って16安打8得点。
「みんないいバッティングだったと思います。何から言っていいか。みんないいバッティングだったと思います」

 ―長打も多かった。
 「そうよね。みんなナイスバッティングだったんだけど、中でも先制のサク(坂倉)の3ラン。今いったように長打、あの3ラン。しかも2アウトからだった。あのサクの3ランが打線の火をつけたと思います」

 ――坂倉は今回を含めて今季8本塁打のうち3本が初球打ち。
 「やっぱりどんどん振れるということは、それだけ状態がいいことだと思います。振れるということは、しっかりタイミングが取れているということだから。だから、状態がいいんだと思います。そのバロメーターかな。ナイスバッティングだったと思います」

 ――7月のチーム打率.211に比べて8月は打線が好調。
 「前半戦はなかなかピッチャーを援護してあげられる試合が少なく、なかなか厳しい試合が多かった。暑くなってからピッチャー負担かかってくるので、後半戦は野手が点を取って援護してあげるという、そういう野手の気持ちがあるんだと思う。プラス、オールスターブレイクで1回、心も体もリセットして、うまくリスタートして、みんな入っていけたんだと思います」

 ――20日からは巨人と3連戦。
「前回のときも言ったかもしれないけど、楽しみですよ、楽しみ。うちの選手もギラついてますから。楽しみです。うちの選手もみんなぎらついているので、楽しみです」

 ――若い選手も元気。
 「みんなギラついている。だから、楽しみです」

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