大野豊氏 先発・玉村は勝ち運に恵まれていなくてもゲームはしっかりつくっている

[ 2024年6月9日 05:45 ]

交流戦   広島1-3ロッテ ( 2024年6月8日    マツダ )

<広・ロ>先発した玉村(撮影・長久保 豊)
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 【大野豊 視点】佐々木朗希という投手を攻略するのは難しい。改めてそう痛感した。序盤はフォークにバラつきがあったものの、それも徐々に修正され、スライダーを含めてストライクゾーンに投げ込んできた。そうなると一層打てなくなる。絞る以前にタイミングが取れない。

 初回2死一、二塁での末包、敵失で1点を先制した2回、なおも2死三塁での秋山。1本が出れば…という場面だが、甘い球は1球もなく、打ちにいっても打てない。佐々木のような投手はそうそういるわけではなく、切り替えて次戦に備えるのが得策だと思う。

 玉村についても触れたい。初回1死一、二塁を踏ん張ったのが大きく、以降は走者を出しても良いリズムで投げていた。強いて言えば5回。2死までこぎつけ、それまで低め低めにいっていたスライダーが、荻野の初球にだけ高めに入った。

 不運ではある。前回のソフトバンク戦は自責0。今回もしかりだ。勝ち運に恵まれていなくても、ゲームはつくっている。辛抱強く、こうした投球を続けてもらいたい。(スポニチ本紙評論家)

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