広島 22年ドラ1斉藤は2回6失点 先発ハッチは2回2失点

[ 2024年2月24日 15:06 ]

<広・巨>3回から登板した斉藤(撮影・藤山 由理)
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 広島の22年ドラフト1位、斉藤優汰投手(19)が24日に高卒2年目で初のオープン戦登板に挑み、2回72球を投げて6失点の苦い結果で終えた。

 巨人戦の3回から2番手で登板し、最初に迎えた門脇には最速153キロを計測。フルカウントから左前打を許して走者を背負ってからはセットポジションで制球が定まらず、ボール先行の苦しい投球に終始した。打者12人に長短4本の適時打を浴び、1イニングだけ51球を数えた。回をまたいで続投した4回は吉川からカーブで見逃し三振を奪うなど打者4人を内野安打1本だけに抑え、意地を見せた。

 今春は初の1軍キャンプに参加。1軍での対外試合デビューだった18日の阪神との練習試合でも3回1失点、6安打を浴びた。宮崎・日南1次キャンプでは黒田博樹球団アドバイザーから指導されるなど、将来を嘱望される身長1メートル89の大型右腕。実戦で結果を出せなくても、今後へ確かな経験を積んだ。

 オープン戦初登板初先発だったトーマス・ハッチ投手(29=パイレース)は2回2失点。初回は二盗を許し、2回は不運な当たりもあった。チェンジアップやカットボールなど持ち球は全て試し、「調子自体は良かった。2イニング目に球数が増えて疲れが出始めた。まだキャンプの段階。問題はない。いまは学んでいく時期。しっかり学んで対応したい」と前向きだった。

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