亜大・正村監督が“初勝利” 新2年生右腕・井上悠投手は3回無安打無失点「今年こそリーグ戦デビュー」

[ 2024年2月24日 16:28 ]

練習試合   亜大6―1武蔵大 ( 2024年2月24日    亜大G )

<亜大・武蔵大>3回無安打無失点と好投した亜大の井上悠(撮影・村井 樹)
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 東都大学野球リーグ1部の亜大は24日、首都大学野球リーグ2部の武蔵大と練習試合を行い、6―1で勝利。今季から指揮を執る正村公弘監督にとっては3試合目の対外試合で“初勝利”となり「オープン戦だが勝つことはいいこと」と笑みがこぼれた。

 亜大は和歌山キャンプで2試合を行ったがいずれも引き分け。帰京後、慣れ親しんだグラウンドで勝利を呼び込んだのが期待の2年生右腕・井上悠投手(新2年=県岐阜商)だ。今季初登板の先発のマウンドに立つと、最速147キロを誇る力強い直球主体に3回無安打無失点、4奪三振と圧巻の投球を披露。2回先頭は失策で走者こそ許したが、次打者を投ゴロ併殺に打ち取るなど3回を打者9人で片付け、「直球、変化球ともに低めに制球ができたことは良かった」と振り返った。

 昨年は変化球に注力し過ぎたことで「直球のスピードが出なくなってしまった」と井上。現在は常時145キロ、最速150キロを目指して練習に取り組んでおり、「必ず今年中にリーグ戦デビューはしたい」と活躍を見据えた。

 試合は4盗塁を絡めるなど機動力も発揮して12安打6得点。指揮官は「(盗塁は)足がある子が塁に出るなど巡り合わせはあったが、打てない時こそこういう攻撃も大切になってくる」と手応えを語った。

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