ドジャース・由伸「電撃的」カーブで幻惑　2度目ライブBPで10人から6K

ライブBPに登板する山本（撮影・白鳥　佳樹）
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　ドジャース・山本が、アリゾナ州グレンデールで2度目のライブBP（実戦形式の打撃練習）に登板。最速153キロをマークし、打者10人から6奪三振で安打性なしとほぼ完璧だった。

　「前回よりも試合を意識してできた。直球も変化球もどちらも良かった」。20年MVPのフリーマンをスプリットで見逃し三振、通算174本塁打のヘイワードは2三振など、43球で計10個の空振りも奪った。うち4つがカーブでの空振り。「（メジャーは）変化球も割と球速が速い。カーブは割とキーになるとは言われます」とした。ド軍の球団公式SNSは「電撃的（Electric）」と評価。デーブ・ロバーツ監督も「本当によかった。試合で起用するのが待ちきれないよ」と手放しで喜んだ。

　次回はオープン戦で登板予定で、メジャーデビューとなる3月20日からのパドレスとの韓国開幕シリーズに備える。「もし投げることになったら、とにかくチームが勝てるように全力で投げたいと思います」と意気込んだ。（杉浦大介通信員）