カブス・今永 初ライブBPで誠也から空振り三振「真っ直ぐだけ」の約束“反故”「デカくて…怖かった」

[ 2024年2月22日 09:13 ]

ライブBPに登板した今永
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 カブスの今永昇太投手(30)が21日(日本時間22日)、アリゾナ州メサのキャンプでメジャー初のライブBPに登板。いきなり鈴木誠也外野手(29)との日本人対決が実現した。

 対戦前、今永は鈴木に「真っ直ぐだけでいくからね」と約束。しかし、初球からカーブを選択し、スライダーも交えた。

 その理由を「バッター(として)立つとデカくて、ピッチャー返し怖くて、外まっすぐ投げたら絶対に芯で弾かれる。怖かった」と今永。鈴木の存在感に圧倒され、つい約束を“反故”にした。

 最後はフルカウントからこの日最速タイの93マイル(約150キロ)の直球で空振り三振。軍配は今永に上がったものの「真っ直ぐだけで絶対に抑えられないと思った。途中ウソついて変化球を投げました」と茶目っ気たっぷりに対戦を振り返った。

 メジャー初のライブBPは打者6人に対し25球を投げ、1安打(1本塁打)1三振と上々の内容。最速93マイルを収穫とし「ブルペンでは到底、出ない数字。実戦で10キロくらい数字が上がって良かった」と手応えを口にした。

 その一方で甘いスライダーを昨季23本塁打のウィズダムに本塁打にされ「質の悪い変化球が浮いたりすると単打にならず高い確率でホームランになる。自分の課題は痛いほどわかっている。被本塁打が高いのは周知の事実。きょうは打たれて良かった」と反省した。

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