韓国KIA新監督に元ソフトバンクのイ・ボムホ氏が就任 前監督は背任収賄容疑でキャンプ直前解任

[ 2024年2月13日 10:48 ]

現役時代のイ・ボムホ(2017年2月撮影)
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 韓国プロ野球KIAの新監督として、ソフトバンクでプレー経験のあるイ・ボムホ打撃コーチが内部昇格することが決まった。13日、韓国メディアが報じた。

 朝鮮日報は「プロ野球KIA新監督にイ・ボムホ打撃コーチ…2年総額9億ウォン(約1億円)」と題し、同氏の監督就任を報道。「契約期間2年に契約金3億ウォン、年俸3億ウォンなど総額9億ウォンに契約した」と契約内容を紹介した。

 KIAは監督を務めていたキム・ジョングク氏がスポンサー企業選定の見返りに金品を受け取った背任収賄の疑いがあるとして、韓国検察に逮捕状を請求された。これを受け、球団はキャンプイン直前にキム氏との契約を解除。後任監督の選定を進めていた。

 イ・ボムホは00年にKIAでプロデビュー。10年にソフトバンクでプレー。同年の西武戦では8回まで無安打投球を続けていた西武・涌井から9回に先頭で二塁打を放ち、ノーヒットノーランを阻止した。ただ、シーズンは48試合で打率・226、4本塁打、8打点にとどまり、翌11年からは韓国に戻り、KIAでプレー。現役引退後は2軍監督などを務めた。

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