有藤通世氏 DeNA・度会は新人トリプルスリー狙える「一瞬の間」が生む打撃技術

[ 2024年2月11日 05:30 ]

DeNA紅白戦   紅組8ー3白組 ( 2024年2月10日    沖縄・宜野湾 )

4回、適時二塁打を放つ度会(撮影・島崎忠彦)
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 【有藤通世 CHECK】DeNA・度会にはスピードもあれば打撃技術もある。第1打席、0―2と追い込まれてから直球を2つ見逃して2―2。5球目の小園のフォークにバットが止まる。右足を上げ、ステップをして足がついてから一瞬の間がある。並の打者はステップと同時に打ちにいってしまうのだが、その一瞬の間でボールを見極めている。3―2となった6球目、ストライクゾーンにきた直球を簡単に右前へ打った。

 ボール球を振らないから四球も取れるし打率、出塁率も上がる。第3打席は満塁で力んで凡退したが、第4打席は修正してコンパクトなスイングで右越えに運んだ。振り出しは小さくてもフォロースルーが大きく打球は飛ぶ。だからヒットの延長が一発になる。新人で3割30本、30盗塁も夢ではない。石上と井上も加えた新人3選手の存在が、DeNAの野球を変えそうな気がする。(スポニチ本紙評論家)

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