ヤクルト・村上が語った野球愛 今年3冠王から一振り一振りが「いずれ僕も行く」メジャーへの道
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ヤクルト・村上宗隆内野手(24)が、スポニチ本紙の単独インタビューに応じた。史上4人目となる2度目の3冠王獲得に向けて改めて強い思いを明かすとともに、野球に対する深い愛情も吐露。次回26年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、メジャー挑戦にも話題は及ぶなど、日本球界屈指の4番打者が語り尽くした。(聞き手・重光 晋太郎)
――今年のキャンプは?
「今年は自分の中でも体が仕上がっていますね。21年、22年は日本シリーズまであったので。昨年は悔しい思いをしたので、(長いオフで)より一層自分と向き合えました」
――2度目の3冠王を狙う意識は。
「一度経験したからどうというタイトルではない。野球をやっている以上は全部のタイトルを獲りたいと思っています。最終的にそこ(3冠王)の位置に自分がいたい気持ちはあります。毎試合勝ちたいし、毎試合打ちたい。1番になるのが大事だと思います」
――各部門にライバルがいる。
「そこ(他の選手)を意識してもしょうがないので。自分のスイングをすればホームランになるし、芯に当たって良い角度がつけばホームランになる。投手に対してどれだけしっかりスイングできるかが一番大事です」
――今年は年男。
「響きは良いですよね」
――次の年男は2036年。
「12年後もしっかり活躍していたい。だって36歳ですよ」
――いつまで野球を続けたい?
「体がボロボロになるまで。野球が好きなんで。その気持ちがなくなるまで。野球をやめられないかもしれないですね。物理的に一生続けるのは無理なんで、やめても何か野球に携わっていたい」
――WBCを振り返って。
「自分の人生の財産には間違いなくなっています。経験じゃないと思うんで。(言い方は)難しいけど」
――思い出さない?
「映像を見て思い出すことはあります。思い出って振り返るじゃないですか。写真とか見返して、この時は楽しかったなとか。それと同じ。だから、モチベーションを上げるためには凄くいいです」
――昨春に得た財産をどう生かす。
「これが経験っていうのかもしれないですけど、次のWBCがあった時に自分が活躍できれば良い経験になると思います」
――井端監督が「日本の4番打者」と発言していた。
「期待されているなと思いますし、頑張りたいなと思います」
――仲の良かったドジャース・山本も含めて、侍組が続々と海を渡っている。
「いずれ僕も行くので。頑張ってほしいというのもありますし、夢をかなえてんな~、と。本人だけじゃなく、いろいろな人のサポートがあって良い契約で行ける。努力した本人も凄さも感じますし、周囲の人の凄さも感じますし。一人じゃ何事もできないし、米国にも行けないので」
――自分で変えたいと思っているものは?
「全部を変えたいです。昨季の成績に満足していないですし。そのために一つ一つ、自分のやるべきことを見つけてやることが凄く大事なので。今年は侍ジャパン(の活動)がなかったので、じっくり向き合ってやれている。オフは野球のために、自分の体のために、どうやったら良くなるかを考えてやっていた」
――メンタルのコントロール方法は?
「僕は昨年、失敗したことを反省して、良かった時のことを思い返したり。いろんなことを考えて、ここがダメだったとか、いろいろな考え方ができるようになった。昨年の経験は自分の中でも凄く大きい。昨年のことは昨年のこととしてしっかりまとめたので、メンタル的な部分で崩れることはもうないと思います」
――キャンプ中の休みの過ごし方は。
「とりあえず寝ますね。いつも朝が早いので。しっかり睡眠を取って。気分が乗れば外に出たり。次のクールにしっかりとリフレッシュした状態で入れるように、しっかり体を休めます」
――出掛けるなら?
「食事とか。ちょっと買い物とか」
――サウナが好き。
「2、3年前から。きっかけは忘れましたけど。最初はあんまり気持ちいいとは思わなかったんですけど、行くうちに(好きになった)」
――どういうサウナに入る?
「個室サウナに行きます。週1回ぐらい。行けたら行くぐらい。無音で10分ぐらい。汗をかいてちょうどいいぐらい。無になろうともしていないし、思いついたら考えたりもします」
【後記】思いが強ければ強いほど、言語化した時にシンプルなワードになる。インタビュー中に繰り返したフレーズだ。「打ちたい」「勝ちたい」「1番になる」。担当1年目。記者はヤクルト担当になってまだ日は浅いが、村上の言葉には強い信念が宿っていると感じた。入団時から成長を見守る高津監督は村上の性格を「ちょっと強がりな部分もある」と表現するが、これまでも有言実行で結果を積み上げてきた。今回、色紙に記したのは「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」。母校・九州学院の恩師から授かった座右の銘で「心に誓った目的を成し遂げるために、努力や苦心を重ねる」という意味だ。昨季はチームとしても個人としても不本意な成績に終わった。今キャンプはまさに「臥薪嘗胆」の精神で己を鍛え上げている。
(重光 晋太郎)
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