石井琢朗コーチが推すDeNAで機動力を期待できる若手4人「候補がいても現状は機能しなかった」

秋季トレーニング中にDeNA・牧（左）の走塁をチェックする石井コーチ
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　DeNAの石井琢朗チーフ打撃コーチ（53）がYouTube「名球会チャンネル」に出演。課題の機動力で期待する若手選手の名前を挙げた。

　石井コーチは「打撃のタイトルホルダーがいても優勝できない」と指摘した。

　2023年シーズン、DeNAは宮崎が首位打者、牧が打点、最多安打のタイトルを獲得したが3位に終わった。

　得点力につながる盗塁数は12球団最少の「33」。石井コーチは「僕は就任当時からずっと足りないと思っていた。ファンのみなさんからしたら“毎年じゃん”ってなると思う」と機動力を課題にした。

　その中で期待している選手もいる。

　石井コーチは「2023年にちょっとブレークした関根（大気）だとか。後半ちょっと面白いなと思ったのが林（琢真）、面白くなってきてすぐケガしちゃった梶原（昂希）」と名前を挙げた。

　さらに秋季トレーニングで見つけた逸材として「足のスペシャリストとして取り組んでいたのが育成の村川（凪）。面白い」と期待した。

　石井コーチは「走塁だけは教え事じゃない。センス、後は意識の高さ」とし、候補がいても機能していなかった結果がDeNAの現状と指摘した。