前DeNAの笠原が台湾球界入り決断 来季から参入の台鋼ホークス入り

[ 2023年11月28日 14:20 ]

台湾行きを決断した笠原
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 DeNAから戦力外通告を受けた笠原祥太郎投手(28)が28日、台湾プロ野球の台鋼ホークスへの入団を決断したことを明かした。「トライアウトの前にオファーをいただいていて、体も元気ですし、よく考えて野球がやりたいと思って決めました」と語った。早ければ近日中にも正式契約を結ぶ予定だ。

 前日に地元の新潟入りした笠原はこの日、母校の新潟医療福祉大グラウンドを訪問。恩師の佐藤和也総監督に台湾球界入りを報告した。

 10月3日に戦力外を通告された際は「肩の荷が下りた感じがあって、もういいかなと思った」と現役引退も頭をよぎったという。しかし、「まだやれるという自信はある」と15日に12球団合同トライアウトに参加。社会人や独立リーグからのオファーが届く中、環境や待遇も考慮した上で、台湾行きを決断した。

 台鋼ホークスは22年4月にCPBL新規加盟審査を通過し、台湾で6番目のプロ野球チームとして活動を開始。来季から1軍公式戦に参入が決まっている。元西武の横田久則氏が投手コーチを務めており、笠原にとっては頼りの存在となりそうだ。

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