侍ジャパン　来年3月欧州代表と強化試合　井端監督、明治神宮大会視察

＜青学大・慶大＞視察に訪れた侍ジャパンの井端監督（撮影・木村　揚輔）　
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　NPBエンタープライズは20日、侍ジャパンが来年3月6、7日に京セラドームで欧州代表と強化試合を行うと発表した。3月のWBCで戦ったチェコ、イタリア代表の選手らが加わるとみられる。

　アジアプロ野球チャンピオンシップでの連覇達成から一夜明け、井端監督は「（来年11月に）プレミア12もありますしね。いろいろチーム事情もあるとは思うんですが、声だけはかける」とNPB12球団のトップ選手招集を目指す考えを示した。

　この日は、明治神宮大会の大学の部・決勝を視察。12月1～3日の愛媛・松山での大学日本代表合宿も視察予定で、来秋ドラフトの目玉の明大・宗山（3年）、青学大・西川（3年）ら44人が参加予定。「見ておけば、先々すんなり（代表に）呼べる」と説明した。（神田　佑）

　≪プレミア12　新人も呼ぶ≫来年11月の国際大会プレミア12について、井端監督は今秋ドラフトで指名された新人選手にも門戸を広げる意向を示した。21年の東京五輪では当時新人だった広島・栗林、日本ハム・伊藤が活躍。「今年のドラフトで入る来年1年目の選手も、プレミアでもパッと（活躍する）というイメージはある」と語った。また、日本代表監督経験のある原辰徳氏、日本ハムの稲葉篤紀2軍監督らから祝福メッセージが届いたことも明かした。