ソフトバンク 着実に進むモイネロ先発転向プラン 倉野1軍投手Cコーチ「ポテンシャルはある」

[ 2023年11月21日 05:00 ]

ソフトバンクのモイネロ
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 来季からのモイネロ先発転向プランが着々と進んでいる。20日、ソフトバンク・倉野信次1軍投手チーフコーチ兼ヘッドコーディネーターが所用でペイペイドームを訪れた。

 左腕の育成時代からを知る同コーチは「監督とフロントの方と話してからになるし、議論もした。3イニングがマックスかもしれないが、球種や制球を見ればポテンシャルはある」と明かした。
 モイネロは7月末に左肘を手術するまで今季27試合で防御率0・98と抜群の安定感を見せ、リリーフエースとして君臨。ただ、残留する守護神オスナへとつなぐ藤井、松本裕ら中継ぎの駒はそろう。松本裕一国際部部長も「本人とも話をして“いつか先発になっていきたい”と。先発陣が薄い、左腕がいないので、お互いにいいのでは」と話す。

 来春キャンプは先発、中継ぎと明確に分離された状態で始まる。同コーチは「先発候補は多ければ多いほどいい。可能性のある人は先発を目指してもらう」と、モイネロの転向の可能性が大いに出てきた。

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