ロッテ 今季ワースト6連敗 楽天とゲーム差なしも勝率で4位転落、吉井監督は小島に発奮促す

[ 2023年9月25日 23:25 ]

パ・リーグ   ロッテ1-10ソフトバンク ( 2023年9月25日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>5回、ベンチに戻る小島と厳しい表情の吉井監督 (撮影・白鳥 佳樹)
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 体調不良者が続出しているロッテは2桁失点で今季ワーストの6連敗を喫し、最大貯金13から4月5日以来となる借金1。2位タイから一気に4位に転落した吉井理人監督(58)は「今いるメンバーはできることをしっかりやるように…。結果はこちらが負うので思い切りやってほしい」と声を絞り出した。

 22日に特例2023で出場選手登録を抹消も、平熱に戻り今季初の中5日で先発した小島和哉投手(27)は6回2/3を7失点KO。試合前まで本拠地5勝無敗の左腕は「ここにかける思いはあったんですが…。結果を出すことができす悔しい」とうなだれた。

 吉井監督は「調子は悪くなかったんですが」と左腕エースをかばいながら「(早大出の)和田先輩と小島後輩の投げ合いでしたが、先輩はどんどんストライクゾーンに強い球を投げ込んでいたんで、あそこは見習って欲しい」と15歳年上の先輩に負けじと発奮を促していた。

 とはいえ打線は深刻だ。藤岡裕大内野手(30)、山口航輝外野手(23)、岡大海外野手(37)に続き、25日は荻野貴司外野手(37)安田尚憲内野手(24)が発熱による「特例2023」の摘要により、新たに出場選手登録を抹消された。

 チーム最多の35試合に先発1番で出場してきた荻野の代役を任された平沢大河外野手(25)は3三振を含む4打数無安打だった。
 3位・楽天とはゲーム差がなく勝率2毛差。離脱者が戻るまで耐え、ソフトバンクと楽天に食らいつくしかない。

 

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