オリックス・山本 戦後初の2年連続ノーヒットノーラン!キャッシュマンGMの前でNPB通算100度目

[ 2023年9月9日 20:23 ]

パ・リーグ   ロッテーオリックス ( 2023年9月9日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>ノーヒットノーランの山本(撮影・長久保 豊)
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 騒然とした雰囲気の中で、大記録が達成された。オリックス・山本由伸が自身2度目のノーヒットノーラン。昨年6月18日の西武戦に続く快挙で、2年連続のノーノーは1リーグ時代の亀田忠(1940、41年)以来、82年ぶり。戦後では初めての偉業となった。

 「最後の一人までドキドキだったので、ホッとしています。最初からテンポよく投げられた。途中で四球が出たので、そこから切り替えて、リードを守るように投げたので、いい結果が出て良かった」

 5回までパーフェクト投球。6回先頭の安田にストレートの四球を与え、昨年の佐々木朗に続く完全試合こそ逃したものの、出した走者はそのフォアボールと、9回2死からの死球だけ。要した球数はわずか102球と圧巻の内容だった。

 チームのマジックを「12」に減らす快投は、NPB通算100度目となるメモリアルのノーノー。防御率、勝ち星、勝率に続いて、奪三振でも種市(ロッテ)を抜いてリーグのトップに立つ「4冠」だ。

 視察に訪れた大リーグ・ヤンキースのキャッシュマンGMの前で「無双」「無敵」を証明した右腕。数々の記録を聞き、「うれしい。もっと頑張って四球を出さないように、高みを目指してやっていきたい」と決意を口にした。

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