松沼博久氏 取手二で小学生に教えられたアンダースロー「嫌だったけど木内幸男さんのおかげですよ」

[ 2023年9月5日 16:10 ]

西武時代、松沼博久氏(左)と弟・雅之氏の兄弟でチームの大きな戦力となった。
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 通算112勝で西武黄金期を支えたアンダースローの名投手・松沼博久氏(70)が、高橋慶彦のYouTube「よしひこチャンネル」に出演。木内幸男氏の指示で投手転校した取手二高時代を振り返った。

 習志野高校に行きたかったが、「近かったから」という理由で取手二高に進学した。

 当時は遊撃手。松沼氏は「これ言いたかったんだけど、高2まで名ショートだった」と、遊撃でベストナイン5度受賞した高橋氏に自慢してみせた。

 ところが部員も少なく、投手がいないことから、木内監督に「投手をやれ」と命じられた。

 投げ方が分からず、遊撃手時代に二遊間の打球の処理などで横から投げる仕草が好きだったことからアンダースローをほぼ独学で始めた。

 木内監督はあまり指導してくれなかったが、「これだな」とアンダースローにブルペンで取り組んでいると、小学生から「違うよ」とフォームを修正されたこともあったと笑った。

 松沼氏は「投手は走らないといけないから嫌だったけど、今考えると木内さんのおかげですよ」と振り返った。

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