阪神・岡田監督 村上のタイトルへ「スコアボードをずっと見てた。防御率ばっかり気にしてた」

[ 2023年8月25日 22:12 ]

セ・リーグ   阪神8―1巨人 ( 2023年8月25日    東京D )

<巨・神>選手交代を告げる岡田監督(撮影・大森 寛明)
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 5連勝で巨人戦のシーズン勝ち越しも決定。阪神監督歴代単独3位となる461勝を伝統の一戦で果たした岡田監督は「村上の防御率ばっかり気にしてた」と余裕のコメント。木浪、近本への内角攻めには「ちょっと多い」と警告モードだった。

 
 ――快勝を呼び込んだポイントは。

 「いやいや、やっぱり、森下のホームランでしょうね」

 ――難敵戸郷からの先制2ランをどうご覧になったか。

 「まあ、ある程度、1点、2点ぐらいの、おーん。6回、7回までの勝負かなあと思っていたんで。まあ早いイニングでのホームランは大きかったですね」

 ――エラーがらみで失点した後、坂本がタイムリーを放った。

 「うーん。あのう、まあねえ、打順的にも1番からねえ、ずっと。どこからでもチャンス作れるんでね、まあ、ずっと坂本はセーフティースクイズばっかりやってたんでね。おーん。今日はね、おーん。真っすぐが来ると思っていたんでね。よく打ってくれましやたよね。あそこは」

 ――佐藤輝の長打もあったし、近本の打った瞬間のホームランもあった。結果的には先発全員安打だった。

 「ずっと、あの。ヒットも2桁とか、打ってたんで。まあ調子的にはみんないい感じでスイングしてたんで、あのう。まあ、ほんと、みんなつながりという意味ではよかったですね」

 ――投げる方では村上が失点は1だが、自責は0と素晴らしい投球でした。

 「はいはい。いやいや、あの、防御率が(スコアボードに)載るんでね、ここは。減っていくのがね。最終的にはね、なんかせっかく、今年初めてですけどチャンスがあるんだから、1つでもタイトル獲らせてあげたいなと。防御率ばっかり気にしてましたね」

 ――7回完全以来の投球だった。成長は。

 「成長というか、良いスタートをきったというね。今年初めてでローテーション投げるのが。そういう意味ではずっとローテーション守って何とか規定イニングも投げさせてやりたいし、それで何か付いてきたらいいですね」

 ――巨人戦7試合残して勝ち越し。

 「いやいや、それは積み重ねなんでね。まあ、ドームが今回最後ということでね、良い形で明日明後日も終わりたいですね」

 ――昨日も取れる時に追加点を取れていると話していた。

 「そうそう、うん、久しぶりにね、つながったというか、楽な展開やったんで、ホント久しぶりよね」

 ――森下はいいところでホームランが出る。

 「そうやね、あの1打席目でね、おーん、やっぱりあそこでスリーツーからでも1打席目インコース真っすぐ投げよって構えたから、それでこれはもう今日はインコース真っすぐっていうのをね、そう言うてたらちょうど2打席目もきたからね、構えたからね、アッと思ったけどね、やっぱり森下打ちよったね、やっぱりね」

 ――そのへんを考えながら打席に立てるようになってるのか。

 「うん、まあ、そらちょっとはこっちもフォローしたってるんやんか(笑)。それは、うん。それを自分で考えだしたら大したもんやけどな(笑)」

 ――佐藤輝ほミスした後、バットで返した。

 「おん、まあ最後なあ、おーん。左ピッチャーな、もうちょっといい内容やったら明日そのまま5番でいこと思たけど、明日はやっぱり変えなあかんな、これは(笑)」

 ――いい打席と差があるか。

 「うん、だからまあ、どうやろ、でもなあ、おとといは左からホームラン打ってるけどな。ちょっと合う合わんがな。その、ピッチャーによってもな。あれがあるかも分からんけども。まあ、最初の2本で今日は十分やったけどな」

 ――3回の守りで秋広に四球を出したところで投手コーチがマウンドへ。

 「いやいや、そんなもん、とにかくな、やっぱり取ったあとやったから。『まあ、何とか頑張れ』と、そういう、あそこはあれだけよ」

 ――村上はローテーションを1年間投げるのは初めてだが、夏場も落ちずに。

 「そうやなあ。まあ、今日は球数がな、多かったから、あそこまでやなって言うてたからな。1イニング多く球数が、あそこのな、珍しく2人連続フォアボールやったからな。秋広と岡本で。あそこで球数増えたんでね」

 ――タイトルの話もあったが、獲れるものなら。

 「うん、そらあ、あそこは見てるよ、防御率のところはいつも。まあ、昨日でなあ、トップになったんよな。だから、イニングもな。ちょうど並行していってるから。何とかそんなんなあ、せっかくのチャンスやから、そういう意味でも獲らせてあげたいよな」

 ――リリーフも安定。

 「まあ今日はちょっとピンチあったけど、点数があいてたから」

 ――原監督との会話は。

 「いやいや、ドーム最後やねんなあって。8月で最後いうのはな、俺もちょっと分からんかったけど。もう一回くらいあるかなと思ったけど。そんな話よ。あんま野球の話にはならんわなあ」

 ――木浪は大丈夫。

 「大丈夫、木浪、大丈夫やったよ。でもちょっとなあ。その後の近本の時もな。ちょっと多いな」

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