谷繁元信氏 WBC日本代表で打線のカギを握るのは…大谷は1番DH起用を推す「相手は嫌がるはず」

[ 2023年1月30日 18:04 ]

オリックスの吉田正尚(左)とエンゼルスの大谷翔平
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 元中日監督で野球評論家の谷繁元信氏(52)が29日、フジテレビ系スポーツ情報番組「S-PARK」(日曜後11・15)に出演。3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表の打順について持論を展開した。

 谷繁氏は番組内でWBC日本代表の打順予想について聞かれ「1番DH・大谷、2番中堅・ヌートバー、3番右翼・鈴木誠、4番三塁・村上、5番左翼・吉田正、6番二塁・牧、7番一塁・山川(岡本、山田哲)、8番捕手・甲斐、9番遊撃・源田」と悩んだ末に回答。唯一1人に絞れなかった7番には3選手の名前を挙げた。

 注目である大谷の1番起用を推した理由については「あれだけのレベルのバッターが1番に入ると相手からしても嫌ですし、(大谷は)チームに勢いをつけることができる1番バッターじゃないかなと。ホームランもしっかり打てますし、足もあるし、相手に怖がられると出塁率も上がってくると思うので。3、4、5番を打つバッターは他にもいるので。そう考えると1番で相手にプレッシャーをかけていく方がいい」と説明。

 打線のカギを握る選手を尋ねられると「僕は吉田正ですね。(5番は)一番ランナーがいることが多い打順。(1試合で)2回は得点圏にいると思うんですよ。そこで返せるかどうか。(吉田正の能力は)トップクラスだと思っているんですよ。ボールへの対応力が抜けている」と絶賛。最後に「いいメンバーがみんなケガなくスタートしてほしい」とエールを送った。

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