【WBC】侍ジャパン入り大谷翔平がサプライズ登場　自身初のWBC「優勝だけ目指して頑張りたい」

＜カーネクスト2023WBC東京プール・記者会見＞会見する大谷（撮影・尾崎　有希）
Photo By スポニチ

　エンゼルスの大谷翔平投手（28）が6日、侍ジャパンの栗山英樹監督（61）とともに都内で行われた記者会見に出席。3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に向けて、意気込みを語った。

　投打の軸として期待される大谷は「素晴らしい選手が集まってくれているので優勝だけ目指して頑張りたい」と世界一を目指すことを誓った。

　2017年の第4回大会は右足首痛で大会直前に出場を断念。それだけに「前回出られなかったですし、自身として初めてのWBCですので楽しみにしながら頑張りたい」と意欲満々。日本が初代王者に輝いた06年は11歳。野球少年真っ盛りだった時代を振り返り「印象としては韓国戦のイメージがどうしても強いです。学生で野球をやっていて一番楽しい時期ですし、どうしてもそのイメージになってしまう。日本のトップ選手が一つのチームで他の国のトップ選手とやっているのを見るだけでワクワクしていた。今度は自分がその立場になって良いプレーを見せられるように頑張りたい」と子供たちに今度は夢を与えたいと誓った。

　3月に開催される今大会は各プール4つに分け、東京ドームが会場となるプールBに入った日本は9日の中国戦で開幕。その後、10日に韓国、11日にチェコ、12日にオーストラリアと対戦する。プールAとプールBの上位2カ国が15、16日に東京ドームで行われる準々決勝に進み、その上位2カ国が米フロリダ州マイアミのマーリンズ本拠地ローンデポ・パークで21日（現地時間）から行われる準決勝、決勝に望む。

　今回発表されたメンバー12人は以下の通り（数字は背番号）。

　（2）西武・源田壮亮
　（3）DeNA・牧秀悟
　（8）ソフトバンク・近藤健介
　（10）ソフトバンク・甲斐拓也
　（11）パドレス・ダルビッシュ有
　（12）巨人・戸郷翔征
　（14）ロッテ・佐々木朗希
　（16）エンゼルス・大谷翔平
　（18）オリックス・山本由伸
　（21）DeNA・今永昇太
　（51）カブス・鈴木誠也
　（55）ヤクルト・村上宗隆