大商大 ドラフト候補の3投手が新年の誓い 「全員がケガをせずに、日本一を獲れるチーム」

[ 2023年1月5日 04:00 ]

<大商大野球部必勝祈願>勝尾寺で必勝祈願した大商大の(左から)野中、上田、高(撮影・須田 麻祐子)
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 大商大が大阪・箕面市の勝尾寺で必勝祈願を行い、今秋ドラフト候補の上田大河、高太一、野中太陽(いずれも3年)の3投手は、口をそろえて「日本一」と新年の誓いを立てた。最速153キロのエース右腕・上田は「全員がケガをせずに、日本一を獲れるチームをつくる」と決意新た。「全国大会で通用すれば、おのずとプロにも評価していただけると思う。プロを意識するのではなく、春のリーグ戦に勝つことを最優先にする」と主将としての責任感を口にした。

 昨秋の明治神宮大会は準決勝で国学院大(東都)に敗れた。そのスコアボードの画像を携帯電話に保存する最速151キロ左腕の高は、「プロを目指そうと思えるほどの結果を求めたい。ゼロに抑えれば絶対に負けない」と昨秋の悔しさを忘れていない。最速154キロ右腕の野中は「自分たちの代で絶対に日本一を獲る」と言葉に力を込めた。勝尾寺は勝ち運の寺として信仰されており、部員は10万円の大きな勝ちダルマを2つ購入。初の大学日本一を経て、3人同時のプロ入りを目指す。 (河合 洋介)

 ◇上田 大河(うえだ・たいが)2001年(平13)11月15日生まれ、大阪府大阪市出身の21歳。大商大高では1年春からベンチ入りし、2年秋からエース。大商大では1年秋からリーグ戦に登板し、3年秋までに通算12勝。1メートル82、86キロ。右投げ右打ち。

 ◇高 太一(たか・たいち)2001年(平13)7月26日生まれ、愛媛県新居浜市出身の21歳。広陵では3年春から背番号17でベンチ入りし選抜出場。大商大では1年秋からリーグ戦に登板し3年秋まで通算7勝。1メートル81、80キロ。左投げ左打ち。

 ◇野中 太陽(のなか・たいよう)2001年(平13)7月31日生まれ、大阪府門真市出身の21歳。太成学院大高では2年春から背番号20でベンチ入り。大商大では2年秋からリーグ戦に登板し、3年秋まで通算2勝。1メートル82、80キロ。右投げ右打ち。

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