先発転向認められた西武・平良　WBCは辞退の意向「チームできちんと調整して、ライオンズに貢献したい」

WBC辞退の意向を明かした西武・平良（撮影・久冨木　修）
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　西武・平良海馬投手（23）が4日、埼玉県所沢市の球団事務所で2度目の契約交渉に臨み、球団から先発転向が認められて、前回と同じ提示額となる7000万円増の年俸1億7000万円で更改した。2日の交渉では起用法を巡って保留。24年から先発を認める妥協案も示されたが、前倒しされることが決まった。「先発を来年からやらせていただけることになりました。中継ぎの時よりもチームに貢献できるように先発として頑張っていきたい」と語った。

　先発調整に専念するため来年3月のWBC日本代表に選出されても辞退する意向も示した。「WBCは辞退したい。チームできちんと調整して、ライオンズに貢献したい」と語った。平良は昨年の東京五輪の日本代表に選出され金メダルを獲得。またこの日の交渉では「今回の交渉には入っていない。まだ詳しい話はしていないですけど」と前置きをした上で、代理人のスコット・ボラス氏と契約を結び、将来的には大リーグ挑戦を希望していることも明らかにした。