ソフトバンク・小久保2軍監督 サード栗原に太鼓判「3割30本100打点は打てる」ニュース番組で語る

[ 2022年12月4日 05:00 ]

 テレビ西日本での「福岡NEWSファイルCUBE」に生出演した小久保裕紀2軍監督                  
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 サード栗原で、30発は打てる――。ソフトバンクの小久保裕紀2軍監督(51)が3日、テレビ西日本の「福岡NEWSファイルCUBE」に生出演。来季から三塁のレギュラー獲りを狙う栗原陵矢外野手(26)に対し、「3割30本塁打100打点」に太鼓判を押した。現役時代の自身と同じ膝の手術から復帰間近の中距離打者に、大きな期待をかける。

 番組内で「○」と「×」の棒を掲げるコーナー。小久保2軍監督は「栗原選手は来季、40本(塁打)打てる?」の質問に対し、満面笑みで「×」を挙げた。キャリアハイは143試合に出場した21年の21本塁打。打者のタイプを把握した上で、新ノルマを課した。

 「クリ(栗原)は中距離打者なんで。40(本)を目指すと打率・250で終わる。でも3割30本100打点は打てると思います」

 栗原は、3月30日のロッテ戦で守備中に交錯。左膝関節前十字じん帯再建術および左膝関節外側半月板縫合術を受けて全治約7~9カ月と診断された。自身も同じ膝を痛めた。03年のオープン戦で本塁突入時に右ひざ前十字じん帯断裂、外側半月板損傷で長期離脱。だが、巨人に移籍した04年は「リハビリで下半身の強さがバージョンアップできていた」と41本塁打した。「僕よりも膝のじん帯の断裂が1本少なかった」という栗原に対し、同じ現象を期待する。

 捕手で入団した栗原は現在は外野手。9年目の来季は三塁に挑む。指揮官も現役時代に守ったが「スローイングがいいので。捕れば安心。適性もある」と太鼓判。自身は8度の手術を経て何度もカムバックした。栗原の完調に思いを寄せる。 (井上 満夫)

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2022年12月4日のニュース