広島・田中広輔　2軍暮らし「いい勉強」年俸1億2000万円減からの逆襲誓う

契約更改を終えて取材に応じる田中広（撮影・河合　洋介）
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　広島・田中広は、1億2000万円減の3000万円プラス出来高払いで契約を更改した。2年契約最終年だった今季の1億5000万円から減額制限（1億円超は40％）を大幅に超える80％減。「試合に出ていない。舞台に立ち、自分のプレーをすることがプロ野球選手として大事だと改めて感じた」と受け止めた。

　今季は出場41試合、打率.200など不本意な数字ばかりが並んだ。6月中旬からは2軍暮らしが続き、「いち野球人生として本当は経験したくないことだけど、いい勉強になった。来年に生かしたい」と振り返った。遊撃の定位置再奪取を目指す来季。「一番の強みは体が強いこと。どんなときでもグラウンドに立ち続ける。いいパフォーマンスができるように準備したい」と逆襲を誓った。